表彰状の以下同文の読み方は？

表彰される人が何人かいるときに、最初の人の表彰状のみ読んでそのあとは「以下同文」と言います。

この読み方が余りにぶっきらぼうだと、寂しい気持ちになるのではないでしょうか。

どんな読み方だと、受賞者が良い気持ちになれるのか考えてみましょう。

同じ賞の人が何人かいる場合は、最初の人のみ表彰状をすべて読んで次の人からは「以下同文」となります。

どんな意味でしょうか。

以下同文とはその字のとおりです。

以下はその人を含みという意味で同文は前の人と同じということになります。

けれども前の人と同じ功績ですとか同じように頑張りましたという称える意味です。

意味としては、その功績をたたえる良い意味ですが、読み方がそっけないと寂しい気持ちになります。

どんな読み方だとそっけなく感じるものでしょうか。

例えば、余りに小さい声だと何を言っているのかわからないでしょう。

また、早口過ぎても聞き取りにくいものです。

そして、受賞者の方を見ずに言われるとなんだかそっけなく感じるものではないでしょうか。

では、表彰状の以下同文はどのような読み方が良いものか考えてみます。

前の人と同じ賞でもその人なりの頑張りがあったでしょう。

それを称えたいという気持ちで読みたいものです。

優しい調子や明るい調子の読み方が良いでしょう。

特に相手が子供であれば余計です。

最後に一言、頑張りましたとか素晴らしいですなど、労いの言葉をかけるのも表彰される側としてはうれしいものでしょう。

もしもアットホームな雰囲気の表彰式であれば、たとえ同じ賞であっても全員読み上げても良いかもしれません。

もしも手作りの表彰状であれば、その人によって書く言葉を変えることもできますし、短めに読みやすくすることもできます。

たとえば、社内で売り上げをチームごとに競うというイベントで、一番になったチーム全員にその人に合う賞状を手作りすることもできます。

営業を頑張ったAさんにはお客様を呼んできたで賞とか、縁の下の力持ちのBさんには自道で頑張ったで賞などの賞はいかがでしょうか。

すてきな会になりそうです。

同じ賞に何人かが該当していて、時間もあまりないとなると最初の人のみ表彰状を読み上げてあとは「以下同文」となるでしょう。

その際に読み方があまりそっけない感じにならないように気を付けたいものです。

アットホームな会であれば、全員読みあげても良いのではないでしょうか。