家業の店を閉店して転職活動する際の履歴書の書き方

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経営不振で家業として営んでいた店をやむなく閉店せざるを得ず、職探しをしなければいけない方も少なくないでしょう。

 

その場合、まず困るのは履歴書の書き方ではないでしょうか?

 

家業であった店を閉店して就職を目指す場合の書き方について、コツや注意点を押さえておきましょう。

履歴書の職歴欄の書き方

履歴書の書き方の中でも、特に悩むのは「職歴」の書き方でしょう。

 

学校卒業後、ずっと家業を手伝っていたような方の場合、履歴書を書く機会も少なく、どう職歴を書いてよいものか、難しいと思われます。

 

家業の店を手伝っていた場合、履歴書の職歴欄には「家業に従事」と書いてください。

 

具体的には「令和●年●月 家業(●●電気店)に従事」と記入します。

 

また、自分が担当していた仕事(営業や経理など)を簡潔に書き記しておくことも忘れないようにしましょう。

 

家業が法人組織で社員として雇用関係があり、給与支払いされていた場合は「令和●年●月 株式会社●●入社」と、通常の会社に勤務していた場合と同じように記入してください。

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担当していた業務内容も忘れずに記入しましょう。

 

この場合、その会社が家業であることを特別に明記する必要はありません。

家業を閉店して転職活動する際の注意点

転職を希望する人に対し、採用担当者は特に、その転職理由を明確に把握したいと思うものです。

 

家業の店を閉店して転職を目指す場合は、閉店が理由であることをはっきりと履歴書に書きましょう。

 

理由(家業の廃業)の説明は、履歴書にある「職務詳細欄」に「退職理由」の欄を設け、概略を記入し、特記事項欄に詳細な説明を書くと良いでしょう。

 

例えば、「経営不振により事業の継続が困難になったため、家族との話し合いの末、廃業することを決めた」といった感じです。

 

もうひとつの注意点として、採用担当者に不信感を抱かせるような理由はNGです。

 

廃業の理由として、たとえ家族と経営について揉めたというようなことがあったとしても、書かないようにしましょう。

 

また、家業であることから、職務経歴に関する記述はすべて自己申告で、何とでも書けてしまうものですが、業績や業務内容に関してあまり話を盛りすぎないことです。

 

話を盛った結果、面接の内容と履歴書の記載に矛盾が生じれば、採用担当者には必ず見抜かれてしまいます。

 

家業であればこそ、地に足のついた内容が大切になります。

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