どうぞという言葉は丁寧語になるのか

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どうぞという言葉は良く使いますが、丁寧語になるかどうか疑問と思う人は多いでしょう。

 

今回はどうぞという言葉が丁寧語であるのかどうか、どんな使い方ができるかについて考えてみたいと思います。

 

ビジネスシーンや日常生活の参考になさってください。

丁寧語の表現になるが単独では使わない

どうぞという言葉は丁寧語の副詞です。

 

そのため単独では使いません。

 

単独で使うと失礼な感じになるので気を付けたいものです。

 

副詞は文の中の他の言葉を詳しく説明するために使います。

 

代表的な副詞は「すっかり」や「ゆっくり」などが考えられるでしょう。

 

どれも単独では使いません。

どうぞよりも丁寧な言葉

より丁寧な言葉があります。

 

それは「何卒」という言葉で読み方は「なにとぞ」です。

 

書き言葉のみで使うので気を付けたいものです。

 

文章の終わりなどに添える言葉になります。

 

「何卒よろしくお願いします」という言葉はビジネス書や学校のお手紙などで見ることは多いでしょう。

どうぞの類義語もある

類義語もあるのでご紹介します。

 

よく聞く言葉もありますが、余り会話で使わない言葉もあるので豆知識として覚えておきましょう。

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まずは「是非」という言葉です。

 

ちょっと強めになるので目上の人や上司にはあまり使わない方がベターでしょう。

 

「願わくば」という言葉もありますが、日常生活ではそんなに使いません。

 

小説などに出てくることは多いでしょう。

 

お願いしたいという気持ちが表れている言葉でフォーマルな場所で使います。

例文を考えよう

では例文をビジネスシーンや日常生活で使えるもので考えてみます。

 

参考になさって活用してみましょう。

 

たとえば、ビジネスシーンや日常生活でエレベーター内や道で人と一緒になった場合に相手に先を譲る言葉です。

 

・どうぞお先に。

 

ということができます。

 

このように言われたら遠慮しないで先に行きましょう。

 

ただ、このように言って譲ってくれた相手が高齢者だったり、具合の悪そうな人や妊婦さんだったら手を貸したり、逆に先に行くように促したりしても良いのではないでしょうか。

 

また、社内に旅行先や帰省先のお土産を見ってきた際に使う言葉もあります。

 

・どうぞ召し上がって下さい。

 

です。

 

下さいをつかっているので丁寧語になります。

 

上司などにも使えて便利な言葉です。

 

どうぞは丁寧語の副詞でビジネスシーンや日常生活でよく使う言葉です。

 

ただし、単独で使うと失礼になるので気を付けましょう。

 

他の様々な言葉と組み合わせて適切に使うとスムーズです。

 

円滑なコミュニケーションに役立ててください。

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