日当、日給、時給の違いとは?

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仕事をするにあたって必ず給与は確認するべき項目です。

 

勤め先や待遇によって、給与欄には日当、日給、時給という違いがあります。

 

それぞれどのような点で違うのでしょう。

日給とは

日給は1日あたりの給与のことです。

 

1日単位で支給額が決まっていますが、勤務はどのくらいの時間かというのも決められています。

 

就業してからのトラブルを防ぐために、多くの会社では雇用契約の書類に「日給○○円、就業時間△時間」というように何時間労働でもらえる給与なのかということが明示されています。

時給とは

時給は1時間単位で支払われる給与のことです。

 

もちろん仕事をする際には1時間だけ働くというわけではありません。

 

1時間当たり○○円の給与で数時間まとまって仕事をすることになります。

 

勤務時間が固定の仕事もあれば、ほかの人とのシフトの兼ね合いで決まることもあります。

 

そのため、1日あたりの勤務時間や支給される給与は日によって変わることもあり不安定な側面もあります。

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日当と日給は違う

日当と日給は同じものだと勘違いされることが多いですし、混同されがちです。

 

しかし、違いがあります。

 

1日あたりの給与として日当という言葉が使われることもありますが、それ以外にも旅行中の昼食や諸経費、目的地を循環するための交通費として支給されるものです。

 

昔は多くの会社で支給されていたのですが、社会情勢の変化や経営の合理化から廃止している企業も増えています。

 

給与とは別に出張の際の交通費や宿泊費とは別に移動で疲れることに対しての手当や、普段とは異なる業務に当たることに対する対価としての手当の意味合いがあり、支給項目としては給与ではなく旅費交通費や福利厚生費という扱いになります。

使用されている言葉をよく確認しよう

就業証明書には勤務に当たって支払われる給与についての説明が書かれており、特に給与の項目は仕事をするにあたって大切な項目なので確認が必要です。

 

給与も日給と時給とではその日に支給される金額が変わってきます。

 

出張などがある仕事の場合には日当がつくのかどうかも確認するべき項目です。

 

日当は給与とは異なるので経理処理の扱いや税金の非課税という点も違います。

 

そこで給与が支給されたら正しく処理されているか確認するためにも給与明細の確認が必要です。

 

日給と時給は1日あたりと1時間あたりで支払われる給与という違い、日当は出張に伴う昼食や旅費を賄うためのものという違いがあります。

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