電話注文時に店員の名前を聞かれるのはなぜ？理由を知れば納得！

電話注文を受け付けた際に、お客様との会話の中で、名前を聞かれることがあるかもしれません。

電話注文時に、お客様から受け答えをしている店員の名前を聞かれることはよくあります。

ですから、自分だけが聞かれているのではないかと不安に感じる必要はありません。

名前は個人情報ですから、聞かれる理由がわからないと不安に感じる方もいるでしょう。

しかし、お客様側にもちゃんと理由があってのことなので、安易に拒否しないほうがよいでしょう。

簡潔に言うと、お客様はお店側と信頼と安心感の構築をしたいのです。

すべての工程を電話で完結できる電話注文はとても便利ではありますが、お客様にとっては対面でないゆえの不安感も生じます。

それは、自分の注文がきちんとできているかどうかという不安です。

注文時から商品が届くまでの間に何かトラブルが生じた場合、頼りになるのは電話で対応してくれた店員さんだけです。

そのため、受け答えをしてくれた店員さんの名前を聞いておき、何かあった時の取次ぎをお願いしたいと考えているわけです。

また、対面であれば、応対してくれている店員の顔や雰囲気がわかるので信用できるかどうかがなんとなくイメージできますし、店員が名札を付けていることも多いため、わざわざ名前を聞く必要はありません。

しかし、電話注文の場合は非対面かつ様子がわからないので、電話の向こう側にいる人間がどのような人か、イメージすることができません。

そうした状況から、すこしでも安心したいという心理が働き、店員の名前を聞くという行動につながるのです。

電話注文時に名前を聞かれたら、素直に答えてしまいましょう。

そのほうが、要らぬトラブルを発生させるリスクが少ないからです。

しかし、名前は個人情報であるため、知らない人に伝えるのは抵抗があるという方もいるでしょう。

そんな時はフルネームを伝えるのではなく、名字だけを伝えても問題ありません。

むしろ名前を聞かれた際に答えるのは名字だけという場合がほとんどなので、お客様も下の名前まで教えるよう強要してくることはまずありません。

万が一フルネームにこだわる人がいた場合は、安心感の構築以外の意図が発生している可能性があります。

安易に名乗らず、上司や周囲の方に相談しましょう。