比重を表す時に使うのは「高い」?それとも「大きい」?

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「比重」という言葉がありますが、それを「高い」と表現するか、「大きい」と表現するかで、意見が割れることがあります。

 

そんなの別にどうでもいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、正しく理解しておくと、ちょっとしたことで論争にならずに済みます。

「比重」の意味を理解する

比重という言葉について、まずは理解しておきましょう。

 

この言葉は、いわゆる度量衡で、物質の密度と基準とする物質の密度を比較することを指します。

 

つまり、基準とする物質と比較対象となる物質があることが前提になることを覚えておきましょう。

基準になる物質

比重を定めるのが計量法です。

 

計量法によれば、比重を決める際、固体と液体の場合に基準となるのが水です。

 

水以外に基準となる物は定められていません。

 

気体についてはどうなのかというと、これは空気ということになっています。

 

いささかややこしいですが、水と空気が基準だということです。

密度との違い

よく間違うのが「密度」という言葉です。

 

密度も比重も同じと考えている人が時々いますが、これは間違いです。

 

密度は基準物質によって測るものではなく、質量÷体積で計算します。

 

先ほどの事例とは異なり、基準となる物質はありません。

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「高い」「大きい」どのように表す?

では比重を表現する場合、「高い」もしくは「低い」と言えば良いのでしょうか。

 

それとも「大きい」または「小さい」と言えば良いのでしょうか。

 

先ほども説明した通り、これは比較するものですので、「大きい」もしくは「小さい」と表現するのが正しい使い方ということになります。

 

もし表現する機会があれば、「大きい」「小さい」を使うようにしてください。

 

「高い」というのは、密度に対して用いられる言葉です。

 

密度を表す場合は、密度が「大きい」「小さい」とも、「高い」「低い」とも表現することが可能です。

質量との違い

もう一つ、混同しやすいのが「質量」です。

 

質量とは物体の動きにくさのことを指しますので、質量は「大きい」「重い」といった表現が使われます。

 

ちなみに、質量も基準となる物質はありません。

 

以上のことから、どのような場合に「大きい」「小さい」を使用するか、もしくは「高い」「低い」という表現を使用できるかについても理解しておくようにしましょう。

 

正しく使い分け、その理由を説明できると、友人たちを驚かせることができるかもしれません。

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