ネットビジネスの変動費にはどのようなものがあるの?
ネットビジネスで起業する人も増えてきています。
というのも、パソコンとネット接続できる環境があれば自宅からでもスタートできるからです。
開業するにあたって、最低限のコストで開業できるのでリスクも少ないです。
これからビジネスを始めようと思っているのであれば、どのような経費が発生するか事前にシミュレーションしておきましょう。
固定費と変動費
ビジネスを始めるにあたってかかるコストは大きく固定費と変動費の2種類に分類できます。
固定費とは、売上の増減に関係なく発生する一定の費用のことです。
オフィスを借りるのであればその賃料、従業員を雇うのであれば人件費も固定費としてカウントされます。
オフィスにおける光熱費なども、毎月売り上げに関係なく発生するので固定費と言えます。
一方、変動費とは売上の増減によって変動するコストです。
例えば、売り上げが芳しくなければ生産調整を行います。
原料費を抑制し広告費を削減するなど、コストカットを行うでしょう。
これらの項目はいずれも変動費になります。
スポンサーリンク固定費はなかなか削減できないので、まずは変動費の調整をして資金のやりくりをする形になるでしょう。
ネットビジネスにおける変動費とは?
実は、ネットビジネスの世界において変動費はほとんどありません。
ネットビジネスを始めるにあたって必要なのは、パソコンとインターネットに接続できる環境程度です。
パソコンの購入費用が売り上げに応じて変わることはないですし、プロバイダーの料金も月額定額が多いはずです。
また何かを仕入れて生産するビジネスでもないので、仕入費なども計上しないケースがほとんどでしょう。
ただし、Wi-Fiで容量に応じて料金が変わるコースで契約している場合は変動費として計上することも可能です。
料金変動制のWi-Fiなどの場合ネットサービスが順調でインターネットに接続する頻度が多ければ、それだけプロバイダー料金もかかるからです。
その他に、ネットビジネスとして想定できる変動費として人件費が挙げられます。
ネットビジネスを行っている人の多くが、個人事業主として活動しているでしょう。
もし業績が好調で、自分一人で業務を回せなくなった場合は臨時でアルバイトを雇うことも想定できます。
例えば、繁忙時だけ単発のバイトを雇った場合その人件費は変動費になるわけです。
しかし、正社員としてレギュラーの従業員を採用する場合には月々一定の給料を払うことになるので、この場合の人件費は固定費扱いになるでしょう。
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