クレジットカードの控えを間違えて渡した!どうなるの?対処法は?

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お客様がクレジットカードで支払った場合に、控えを間違えて渡してしまうというトラブルは少なからず起こるものです。

 

この場合、店側にはどのような対処方法をすれば良いのでしょうか?

 

また、間違えて渡した控えによって、どんな不慮の事態が起こるのでしょうか?

クレジットカードの控えは複数あるので注意が必要

クレジットカード決済をした場合、控えは全部で3種類あります。

 

お客様が保管するもの、店側が保管するもの、そしてクレジットカード会社が保管するものです。

 

これらは複写となっていることが多いため、うっかりお客様に間違えて渡したというトラブルが起こりやすいのです。

 

誰がどの控えを保管するかについては、控えの端にある「お客様」「加盟店」「カード会社」の記載を確認しなければいけません。

間違えて渡した場合の対処法

もしもお客様に、お客様控えではないものを間違えて渡した場合には、適切な対処方法をとることによって、トラブルによる損失を最小限に抑えられます。

 

まず、店側が持っている控えを確認しましょう。

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間違えて渡したのですから、お客様控えは店舗側が持っているでしょう。

 

もう一つの控えが、加盟店用のものか、それともカード会社用のものかで、取るべき対応が異なります。

 

もしも店がお客様用とカード会社用を持っている場合なら、お客様用を店側が保管し、カード会社用は通常通りの手続きで問題なく処理できることが多いです。

 

しかし、カード会社用を間違えて渡した場合には、この限りではありません。

 

カード会社に適切に処理してもらうために、店舗が持っているお客様用か加盟店用のどちらかを、カード会社へ提出することになります。

 

この時、控えの余白部分に、日付や担当者名、また電話番号などの連絡先を記入するとともに、間違えて渡した旨をメモしておきましょう。

間違えて渡したことが引き起こすリスクとは?

もしもカード会社へお客様用もしくは加盟店用の控えを提出した場合、基本的には売上として処理してもらえる可能性が高いです。

 

しかし、万が一、お客様の側で「使った記憶がない」という申し出があった場合には、カード会社が保管している売上票を確認し、その売上が取り消しになるリスクがあります。

 

そうした事態を引き起こさないために、お客様がクレジットカードで決済する時には注意を払い、お客様にはお客様用の控えを渡すことを徹底する必要があるでしょう。

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