【文字列の並べ替え】五十音順とあいうえお順とで違いはある?

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ひらがなやカタカナの文字列を並べ替える場合、分かりやすく整理するために、「五十音順」とか「あいうえお順」のルールで並べ替えることが少なくありません。

 

企業の名簿では、企業名を五十音順やあいうえお順に並べ替えることもあるでしょう。

 

五十音順とあいうえお順で、並べ方のルールに違いはあるのでしょうか?

 

それとも、呼び方の違いだけで、実質的なルールは同じなのでしょうか?

五十音順もあいうえお順も並べ方は同じ

五十音順もあいうえお順も、並べ方のルールという点で違いはありません。

 

あいうえお=五十音を意味するからです。

 

ビジネスシーンでは、五十音順と言うほうが自然だと考える人が多いものです。

 

あいうえお順と言っても意味は分かりますし、幼稚とか相手に対して失礼ということはありませんが、五十音順という呼び方が一般的です。

「あいうえお順」の由来

五十音順と言えばよいものを、どうしてかみ砕いて「あいうえお順」と言うのか、理解に苦しむ人がいるかもしれません。

 

その由来は、日本語の歴史と大きく関係しています。

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もともと日本語は、あいうえおかきくけこ…といった五十音ではなく、「いろはにほへと」が使われていました。

 

戦前まで使われていた「いろはにほへと」の順序は、いろはかるたのほか、江戸時代には火消し組の名前にも使われるなど、並べ替えの順序の基準として機能していました。

 

しかし、戦後になると、いろはにほへとの順序ではなく、あいうえおの順序が公的にも多く使われるようになったのです。

 

そこで、「いろはにほへと」と区別をつけるために、「あいうえお順」という呼び方が生まれました。

 

現在でも、あいうえお順という言い方はしますが、五十音順と言っても「いろはにほへと」を連想する人はほとんどいません。

 

そのため、あいうえお順と言うよりも、五十音順という呼び方が一般的となっているのです。

あいうえおの順番は梵語を元に体系づけて決められた

いろはにほへとでも五十音の大半をカバーしているのに、その並べ方をやめて、あいうえお順になったのは何に由来しているのでしょうか?

 

あいうえおという順序は、サンスクリット語の思想学「梵語」に由来しています。

 

これは古代インドで使われてきた言語で、母音と子音を体系づけて並べたものです。

 

ちなみに、ヤ行やワ行に関しては日本語の発音に存在しない音を含むため、あいうえお順では飛ばされています。

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