安い布団はどのくらいの寿命なのか？

トップページ＞その他＞安い布団はどのくらいの寿命なのか？

毎日の睡眠というのは、仕事や生活に直接影響を与える大事なものです。

睡眠の質が下がると生活を送るのにも支障が出てきますので、やはり眠る環境というのは大事にしたいものです。

布団にも寿命というものがありますので、それを知って適切なサイクルで買い替えることで、たとえ安いものであってもある程度は心地よく眠ることができます。

寝具というのは毎日使うものですし、しかも一日の間でもかなり長い時間使用するものです。

そのため、どうしても使っているうちにどんどんと劣化したり、本来の機能を失ったりしてしまいます。

そのため、ある程度目安となる寿命を覚えておき、そのタイミングで交換するというのが、いつでも快適に寝るための秘訣です。

一般的な製品だと、掛け布団だと5年程度、敷き布団の場合は3年くらいで交換するのが良いとされています。

これは原料が羽毛であろうと綿であろうと同じです。

敷き布団の方が早く傷んでしまうのは、やはり毎日人間の全体重がかかるからです。

それだけ布団は圧迫されて弱くなってしまいますし、擦れてしまうことも多くなります。

また、汗を吸い取る量も多くなり、どうしても早く寿命が来てしまうのです。

これが一般的な製品の寿命ですが、やはり安いものだとさらに傷むのが早い傾向にあります。

それぞれの製品で質が異なりますので一概には言えませんが、安い製品は一年程度で本来のクッション性や保温性がなくなってしまうこともあります。

また、機能性は元々それほど高くないものの耐久性はある、という製品も存在します。

その場合だと、やすい物でも一般的な製品と同じくらい持つものもあります。

そのため、安いものは特に、年数だけにこだわらず寝具としての状態をチェックして寿命を判断した方が良いでしょう。

たとえば、クッション性がなくなって硬くなってしまっているとか、腰の部分など体重がかかるところだけへこんでいて、そこが戻らないという状態です。

こうなると十分に体を休めることができませんし、腰痛の原因になってしまうことすらあります。

また、保温性が低くなるというのも、買い替えのタイミングと言えます。

もう一枚使わないと寒く感じるようになってきたとか、暖房を強くしないといけないということに気付いたら、性能が落ちているという証拠と考えましょう。

安いものは年数だけでなく本来の機能を果たせなくなってきたら、その時点で新しいものにすることを検討して、より快適な睡眠を取れるようにしたいものです。