屋根裏のねずみに大家さんが対応してくれない場合の対策

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ねずみは戸建てはもちろんのこと、アパートの屋根裏にも出没します。

アパートの大家さんが、「ねずみなんか出てあたり前」という考え方の人だと対応してもらえない場合があります。

ねずみの駆除対策に高額な費用がかかることを考えて、なかなか実行に移してくれないこともあるでしょう。

大家さんに対応してもらえない場合は、自分が駆除するしかありません。

努力してもねずみがいなくならない場合は、害獣駆除業者に依頼するのもよいでしょう。

屋根裏にねずみが出るのは大家さんの責任かと言えば、判断が難しいものがあります。

アパートの管理がずさんな点については責任が問われることもありますが、賃借人の環境がねずみを引き寄せている可能性もあるでしょう。

部屋の中に食べ物を置いておいたり、不衛生な環境にあったりすると繁殖します。

たとえ一時的に駆除できたとしても、環境が悪ければ同じことの繰り返しになることも・・・。

それがわかっているから大家さんが動かないということもありえます。

ねずみを確実に駆除できる保証はないため、誰の責任とまでは言えないのではないでしょうか。

まず、ねずみの被害について大家さんとよく話し合ってみてください。

大家さんが現状を理解していないことがありますから、どのような被害が出ているのか説明しておきましょう。

大家さんと二人だけだと押し切られてしまうこともありますから、不動産会社を間にはさむのもいいかもしれません。

部屋の中にある食べ物を食べるだけでなく、なんでもかじります。

配線や配管などをかじられれば、電気系統がショートしたり水漏れを起こしたりすることもあるでしょう。

ねずみが出ていることを伝えるだけでなく、現実に起きている被害の内容を話すことで大家さんに理解してもらえる可能性があります。

大家さんが対応してくれない場合は、アパートのほかの住人に相談してみましょう。

一人だけの訴えだと弱くても、数人がまとまってクレームを入れることで大家さんが動く可能性があります。

ねずみが嫌だからといって一人が引っ越したところで、大家さんにとってはたいした問題ではありません。

しかし、アパートの住人の大半が引っ越すことになれば、考えてもらえるのではないでしょうか？

アパートから人が減れば、大家さんだって困るはずです。

被害を放置しておくと拡大するおそれがありますから、アパートの住人複数でまとまって訴えを起こすことをおすすめします。