空欄の逆の意味合いの言葉はあるのか?

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空欄という言葉はしばしば用いられるので、どのような状態かお分かりでしょう。

 

何も書かれていない状況です。

 

しかし、反対語のような空欄の逆の意味を持った言葉は果たしてあるのでしょうか?

 

このように言われると、パッと適切な言葉の思い浮かばない人も多いのではありませんか?

意外と難しい空欄の反対語

空欄の反対語についてインターネットで調べてみると、意外と苦戦するでしょう。

 

いろいろと調べてみても、なかなかヒットするものが見つからないからです。

 

類義語に「空白」という言葉があります。

 

空白の逆の意味の言葉として「充満」があります。

 

空白は特定の空間の中に何もない状態を表します。

 

一方、充満は空間がいっぱいに満ちている状態を指します。

 

しかし空欄の逆の意味になるかというと、少し微妙なところがあります。

 

空欄というと空白のように「物がない」というイメージではなく、「何も書かれていない状態」という意味合いです。

 

全てが書き込まれている状態を「充満」と呼ぶかというと、そういう人は少数派でしょう。

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反対の状態とは特定のスペースを塗りつぶした状態です。

 

この「塗りつぶした状態」を表す語句や熟語がありません。

 

反対の意味で近いものとして先ほど紹介した「充満」や「充実」などが適えられますが、ぴったりした逆の意味ではないでしょう。

英語で考える空欄の逆の意味とは?

空欄は英語で表すとどうなるか、これは「ブランク」です。

 

例えばテストやアンケート調査などで「空欄に記入しなさい」と指示を出す際には、「fill in the blank…」という表現を用います。

 

ブランクの逆の意味というアプローチで考えていくと「フル(Full)」や「オキュパイド(Occupied)」といった言葉が候補に上るでしょう。

 

しかしこれらの英単語も「充満」「充填」といった意味合いがあり、少し反対語という意味合いとはずれてしまいます。

 

「ブランク」にはほかにも空白期間という意味合いもあるので、どうしても反対の言葉にはなりません。

 

むしろ日本人にとってブランクは空白期間の意味で用いることの方が主流でしょう。

 

例えばスポーツ選手がけがや引退してから復帰するときに、「○○のブランクを乗り越えて復活」のような表現でしばしば用いられます。

 

このようにいろいろと検証してみましたが、空欄の逆の意味の熟語は「これ!」というものがなかなかないのが実情です。

 

熟語ではありませんが、「全部書く」や「塗りつぶす」といった感じで表現せざるを得ないでしょう。

 

空欄という言葉は何か文字や文章を記入するときに使うことが多いです。

 

ですから「全部書く」という言葉の方がより適切かもしれません。

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