銀行振込の基礎知識〜支店名と出張所名、どちらを記入?〜

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近年では電子マネー化が進み、以前よりもクレジットカード等を利用される方が増えてきたということもあり、銀行振込を利用する機会がぐっと減ってきています。

 

普段から利用する機会が減っている分、いざ利用しようと思った時に、「あれ?これはどうするんだったっけ?」と忘れていたりするものです。

 

この記事では振込の際の基礎知識を中心に、支店と出張所が両方ある場合はどちらを記入すればいいの?などの疑問を改めて解決していきます。

銀行振込とは?

銀行振込とは、何か商品を購入したり、契約をするなどして相手への支払いの必要が生じた時に、自分の口座から相手の口座にお金を移すことを銀行振込と言います。

 

以前は単純だった銀行振込も、時代の流れと共に方法が多様化してきています。
1)インターネットバンキングからの振込
インターネットバンキングを使って相手に振り込む時は、ネット上でお金を動かすだけですので、手元にある現金を使って振り込むということはできません。

 

2)銀行ATMからの振込
実際にATMに出向いて操作し、振り込む方法です。

 

基本的には口座の中に入っているお金を口座上で移動させるという方法ですが、ATMによっては手元にある現金を振り込める場合もあります。

 

自分の口座と相手の口座が同じ銀行で支店や出張所が同じ場合は、手数料が無料になることも多いです。

 

支店や出張所は違うけれど系列一緒という時も、他行宛に振り込むより安くなることがあります。

 

3)コンビニATMから振込
コンビニに設置されているATMの機械を使って振り込む方法です。

 

いろんな銀行に対応しているので取引に柔軟に対応できる分、手数料は高くなることもあります。

 

4)銀行窓口から振込
実際に銀行の窓口に出向き、所定の書類に記入して現金を渡し、相手の口座に振り込んでもらうという方法です。

 

一番原始的な方法ですので、機械の操作が分からない方には一番簡単な方法ではありますが、混み合っている時は待ち時間が発生したり、キャッシュカードを持っているならATMで振り込んだ方が手数料が安くなる場合もあります。

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銀行振込の時に必要な情報は?

銀行振込をする時に、必要となる情報には以下のようなものがあります。

 

相手に振込してもらう場合も、以下の内容を正しく記入してもらうよう、伝えましょう。

 

1)銀行名
2)支店名(出張所名)
3)預金の種別(普通or当座)
4)口座番号
5)氏名(フリガナ)

支店と出張所ってどちらを記入すればいいの?

銀行によって、「○○支店△△出張所」と記入されているものがあります。

 

支店ではなく、出張所として独自の営業時間で運営されているようなところがあるのです。

 

このような場合、通帳などにも「○○支店△△出張所」とそのまま記入されていることがあり、振込をする際にどちらを記入したらいいのか分からず、困るということもあるかもしれません。

 

支店と出張所が両方記入されている場合は、「出張所」の方を優先して振込を行うと良いでしょう。

 

尚、ネットバンキングを始め、ATMなどでも、最近のシステムでは支店名や出張所名の最初の何文字かを入れれば自動で検索してくれることが多いので、検索して出てきた選択肢を選べば安心です。

銀行振込に関しての注意点

銀行振込の場合、近年増えてきているインターネットバンキングでは、銀行名や口座番号等を入力した時点で相手の名前等が確認できるため、間違って他人に振り込むということはほぼありません。

 

しかし、銀行の窓口などで誤った内容を記入した場合は他人に振り込んでしまう可能性も大いにあり得ます。

 

振込を依頼する際も、ご自身が相手に振り込む時にも、よく確認の上、正しい内容を記入するようにしてください。

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