残土・盛土・切土・客土記事一覧

■残土の処理費用を外注費に仕分けるケース建設業においては、いろいろな経費が発生します。会計上それぞれの経費を、適切な勘定科目に振り分けていく必要があります。この正確な振り分けができないと、税務申告の際に間違いが生じることになり、最悪の場合修正申告などの問題となることもありますので、慎重に行う必要があります。残土処分をどの勘定科目に入れるかという点に関しては、いくつかのパターンがあります。最も多いの...

■建設・土木工事などによって発生する残土を処理する場所住宅やビルなどの建築物を建てる場合、基礎を据えるためにある程度の深さで土を掘ることになります。当然、掘った分の土は不要になりますから、残土として処理する必要があります。また、道路や橋、下水用の配管などを設置するなどの工事でも、やはり土地を削ることも多くなりますので、残土が発生し「建設発生土」と呼ばれます。こうした残土は産業廃棄物とはならないもの...

■残土処分に関する基本的な考え方何らかの建築工事で残土が発生してその処分費用が発生した場合、税制上の区分がどうなるのかというのは、土地の所有者や購入者にとって面倒な問題となります。微妙な区分となりますので、どこに入れたらいいのか分からないからです。ケースによって違いが出ますので、それぞれの事情に応じて考慮しなければなりませんが、基本的な考え方としては資産計上することができます。というのも、残土処分...

■図面におけるCAとBA切土と盛土を表す略称土木関連のCAD図面では、CAとBAという記号もしくは略称が結構出てきます。これらの記号は、CAが切土を表し、BAが盛土を指す言葉となります。CADオペレーターはもちろんのこと、現場での作業をする人もこれらの記号を覚えておかないと、造成関連の図面を読めないのでしっかりと覚えておきましょう。この二つの記号はどちらも英語から来ています。CAは切土の「Cut」...

■庭に盛り土をする時の相場とは?家の庭に盛り土をした方がいいケースがいくつかあります。まず、敷地の一部が低くなっていて、そこに水が溜まりやすく水はけが非常に悪いというケースです。そこに土を盛ることで土地が高くなりますので、水が流れやすくなって水はけも良くなります。また、植物を植えたいという時も盛り土をすることがあります。土地の質を改良したい場合や、まったく土がないという場合に、土を入れることでガー...

■田んぼを造成するにあたって必要な工事とは?元々田畑だったところを宅地にする場合、ほぼすべてのケースで造成工事が必要となります。というのも、田んぼは土が軟弱で地震の際に揺れが大きくなったり液状化したりすることが多いからです。また、土地の上に建てる建造物の重みのせいで、不同沈下つまり片側に寄った状態で土地が沈んでしまうこともあります。さらに、通常田畑は土地の流出を防ぐために、あぜ道から低いところに作...

■盛土における工事費用を決める要素とは?道路の整備であれ宅地造成であれ、切土もしくは盛土は基本的な工事内容であり、多くの場合必要となる作業です。そのため、多くの建設会社が施工をしていて費用相場もある程度決まっています。しかし、状況によってトータルでの工事費用が変わることは多々ありますので、それぞれの現場の見積もりに影響する要素をチェックしておくことは重要です。まず、盛土をした場合たいていは周りより...

■切土とはどんな工事のことを指すの?造成工事に付き物の切土とは、丘や山などの斜面になっているところを切り欠いていって、法面を作るという工事のことを指します。この用語からも分かるように、斜面の内側を切っていく工事であれば、基本的に切土と言うことができます。団地の造成などでは、法面だけでなく宅地部分となる平らな面を作ることも含まれます。あくまでも、これは斜面をよりなだらかにしたり、平らにしたりするとい...

■傾斜地において行われることが多い切土山間部の整備や団地造成などで行われる頻度の高い工事が切土です。傾斜になっている土地を削って、平らな面を作りだす、土砂崩れのリスクを低めるために崖の傾斜角度を緩くするなどの目的で行われます。土地を掘削するだけでなく、出てきた土を盛土に使って平らな土地を作る、擁壁を立てるなど、単一の工事ではなく複数の工事を一緒に行うことが多い傾向にあります。特に切土は傾斜地で行わ...

■客土とは他から土を持ってきて土地を改良する作業客土とは、何らかの用途に適うためには適切ではない土壌を改良するため、他から異なる種類の土を持ってきて補填するという作業のことです。その対象となる分野はいろいろありますが、主な事業としては農業関連があります。たとえば、肥料分が不足している場所に農作物を栽培したいということであれば、たい肥などを含む土を混ぜて土壌の栄養分を上げることができます。さらに、水...

■目的によって違う客土に使われる土の種類客土とは、他の場所から土を持ってきて土地に足すことを指します。この作業はいろいろな事業で行われます。大きく分けると農業関連の土地整備と土木事業です。農業関連では、土地の栄養分が少ない、土壌が汚染されているなどの理由で農業に適した土地にするために、異なるタイプの土を他から持ってきて埋めることが多い傾向にあります。また、場合によっては単純に土の深さを増して、作物...