客土をする場合の見積もりはいくらくらい?

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■目的によって違う客土に使われる土の種類
客土とは、他の場所から土を持ってきて土地に足すことを指します。

 

この作業はいろいろな事業で行われます。

 

大きく分けると農業関連の土地整備と土木事業です。

 

農業関連では、土地の栄養分が少ない、土壌が汚染されているなどの理由で農業に適した土地にするために、異なるタイプの土を他から持ってきて埋めることが多い傾向にあります。

 

また、場合によっては単純に土の深さを増して、作物の根が深く生えるようにするという目的でなされることもあります。

 

どのようなケースにしても、農業関連で行われる場合、その土は栄養分が多い土や水はけの良い土、腐葉土など良質な土を用いることが多くなっています。

 

こうしたことから、土の入手費用の見積もりは若干高くなることがあります。

 

特に栄養分が豊富で農業に適した土というのは、それぞれの作物によってタイプが異なり、場合によっては入手できるところが限られますので、どうしても価格が上がってしまうのです。

 

遠方からの搬入ということであれば、それだけ搬入コストも高くなりますので、トータルでの工費も上昇します。

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土木関連の事業で行われる客土では、それほど土の種類にはバリエーションはなく、工区外から良質な土を持って来るだけで十分です。

 

山砂や他の工事現場から出た良質土となりますので、入手がしやすくコストが低めとなります。

 

さらに、搬出入にかかる費用もそれほどではありませんので、見積もりは安くできることも多いです。

 

一方で、客土吹付工法による特殊な工事の場合は、土の種類を選ぶこともありますし、工程が複雑になるため全体的なコストが上がります。

 

このように、目的や使用する土の種類によって変わってくる傾向が強く見られる分野です。

一般的な客土の見積もり額の相場は?

一般的な外構工事や造成のための客土であれば、それほど価格のバラツキはなく、安定した価格となっています。

 

1立方メートルあたり、およそ2,000円から3,000円というところで、土の入手先によってはさらに安くなることもあります。

 

運搬料や工費の方が高くなることも珍しくありませんので、見積もりを出してもらう時には、内訳をしっかりと確認するようにしましょう。

 

また、あまりに安い土の代金だと、廃コンクリートなどが混じったものが来る可能性も否定できませんので、打ち合わせの段階できちんと土の種類をチェックすることも忘れてはいけません。

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