庭の盛り土をしたい。費用はどのくらいかかる?
■庭に盛り土をする時の相場とは?
家の庭に盛り土をした方がいいケースがいくつかあります。
まず、敷地の一部が低くなっていて、そこに水が溜まりやすく水はけが非常に悪いというケースです。
そこに土を盛ることで土地が高くなりますので、水が流れやすくなって水はけも良くなります。
また、植物を植えたいという時も盛り土をすることがあります。
土地の質を改良したい場合や、まったく土がないという場合に、土を入れることでガーデニングを行えるようになります。
こうした目的で行う庭の盛り土は、それほど規模が大きくありませんので、費用もそれほどかかりません。
この種の工事の相場としては、1m3当たり3,500円くらいから5,000円程度となっています。
どのくらいの規模の工事となるのか、仕上げ方はどうするかなどによって異なりますが、単純な工事であればこのくらいで済みます。
それに加えて、コンパクターで圧をかける、芝生などの植栽を入れる、外構工事をするなどの付加的な工事によって変わってきます。
スポンサーリンクどの種類の土を使うかによっても費用は変わってくる
上記のような金額が相場となりますが、これはあくまでも標準的な金額で、他の要素が関係してくることがあります。
大きなポイントとなるのが土の種類です。
カーポートを作りたいだけ、とりあえず水はけを良くするために土地を高くできればいいということであれば、それほど土の種類にこだわる必要はありません。
しかし、ガーデニングをしたいということであれば、植栽に向いた土を用意する必要があります。
盛り土では、いわゆる山砂や雑土と呼ばれる建設などで出てきた残土を使うことが多いのですが、植栽にはそれほど向いてはいません。
もちろん、植物を植えれば育つことは育つのですが、良質の土とは言えないことがあるからです。
そのため、最初からガーデニング目的で土を入れたいと思っているのであれば、赤土などの植栽に向いている土を入れるように依頼できます。
場合によっては、ガーデニング専用の土を準備してくれる会社もあり、園芸に向いた赤玉土などを持ってきてくれます。
腐葉土を同時に準備してくれたり、ガーデニングに向いて水はけの良い土地とできるように、土地の勾配を考えてくれるなどの配慮もしてくれるケースもあります。
この場合、費用もプラスとなりますが、それだけの価値は十分にあります。
より植物が育ちやすい土地に改良してくれますので、この分野のノウハウがある会社に依頼するのも手でしょう。
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