簿記・会計記事一覧

仮受金とは簿記の科目の1つです。会社で事業を運営する中で、その時点では何のために入金されたのか判らない入金が発生する事があります。そういった入金を簿記上で処理する際に「仮受金」として処理し、後日にその内訳がはっきりとしたら正しい科目に振替処理を行います。一見して簿記の科目上、収益等に分類されそうなイメージのある科目ですが、実際の分類はなぜか「負債」となっているのです。仮受金はなぜ負債分類となるのか...

簿記の勉強をしている時、初心者が引っ掛かりがちなのが「仮受金」と「現金過不足」という勘定科目です。簡単に説明すると、仮受金とは「不明な入金があった際に、不明点が判明するまで一時的に使用する科目」であり、現金過不足とは「実際の現金と帳簿上の現金が不一致だった時に使用する科目」です。この2種類の勘定科目は共通点が多い事から、不慣れな人にとっては「このケースではどちらの勘定科目にしたらいいのだろう」と頭...

会計や経理の勉強をしていると、簿記用語に関する様々な英語略称に触れる機会が増えていきます。文章上、専門用語の漢字表記ばかりでは文章が固く、長くなりすぎてしまう際に略称が用いられたり、口頭での会話においても用語の意味さえ伝わっていれば、略称は圧倒的に短い発音で意味を伝えられるメリットがあります。しかし実際に略称を使おうとしても、元となる日本語での語句と英語での略称を正確に紐づけなければ、文章や会話に...

簿記の勉強中、違う科目であるのに内容が近しいものを見る事があります。明確に用途が違うものもあれば、その使い分けの条件上の違いから、実際の状況でどちらを使えばいいか迷ってしまうものもあります。「預り金」と「租税公課」も、そうした間違えやすい違いのある勘定科目なのです。預り金とは預り金とは、「お金を預かった」時の勘定科目です。従業員に給料を支払う際、給与は全額そのまま支払われるのではなく、源泉所得税等...

立替金と未収金は、どちらも「企業が受け取る予定のある金額」に関する勘定科目です。どちらも仕訳上「資産」に該当する、いずれ支払われる金額、という共通点が多いものの、仕訳においては使い分けなければいけない明確な違いが存在しています。簡単にいえば、両者の違いは「期間」に焦点があてられます。立替金と未収金の特徴と違い「立替金」とは会社や企業の事業主が、従業員や取引先への一時的な立替払いを行った際に処理する...

行き着けの居酒屋や料理店であれば、支払いに対して「ツケ」が利くことがあります。その場で飲食した代金を支払う事はできないものの、後日にまとまった金額で支払うというものです。店と客の信頼関係上で成り立っているのがこのツケですが、実際の会社運営においても、似たような概念が存在しています。それが掛け取引において生じる、売り上げの対価を受け取る権利である「売掛金」です。売掛金とは売掛金とはより正確には「売掛...

売掛金とは簡単に説明すれば「未だ実際に支払われていないが、支払われる予定のある代金」です。店主と客が親しい飲食店で、料金を後日まとめて支払う「ツケ」が利用できることがあります。当然これは信用がなければ成り立たない支払い方法ですが、実は個人の店舗だけで行われている取引ではありません。同様に、企業間においてもツケのように、信用に基づいて発生する「資産勘定」が売掛金なのです。特に簿記の勉強を始めたばかり...

会計用語としての「売掛金」とは、「これから支払われる予定のある代金」を意味する、勘定科目としての名称です。そして「掛け売り」とはそうした「後払い」で行う決済自体の名称、というのが最もかみ砕いた説明になります。売掛、掛売は並列上で紹介されることがありますが、「金」がつくことで売掛金は会計上、固有の意味を持つ単語となります。しかし用語としての意味は理解していても、どうして「売掛金…売掛・金」で1つの熟...

帳簿価額と貸借対照表価額は内容的にはとてもよく似ていますが違います。内容を見ただけだと迷いますが、それぞれの価額の意味をしっかりと理解することで違いが見えてきます。帳簿価額とは帳簿価額は簿価と略されて使われることもあり、会社の財務状況において帳簿上にある資産価値や負債価値を評価した額のことを示します。あくまで帳簿上の価額なので一般的な金融市場にもとづいて出される評価額の市場価値とは関係がありません...

商品勘定とは商品の売買に関連した仕入れや売上、仕入れた商品の戻しや売上商品の戻りを処理するための勘定です。会社が商品売買の損益を算出する場合に使います。記帳方法によっては「商品」と勘定科目に書くことはなく、「仕入」や「売上」、「繰越商品」の勘定科目を使って仕訳をします。そのため貸借対照表に書き込む場合は繰越商品の勘定科目の欄に商品勘定書き込むことになります。貸借対照表と勘定科目商品勘定を書き込むた...

個人事業主の確定申告を行っていると、元入金という勘定科目が出てきます。ほかにも事業主借や事業主貸に青色専従者給与等があります。これらは個人事業主のみが使用します。元入金は法人でいう資本金と同じ意味を持つ勘定科目ですが金額が毎年変わるので、帳簿上確定申告時に貸借対照表を用いて会計処理する必要があります。個人事業主のみが使用する勘定科目元入金や事業主借、事業主貸、青色専従者給与などの勘定科目は、個人事...

複式簿記には貸借平均の原理があり、仕訳帳や総勘定元帳の借方と貸方の合計は必ず同じ金額になります。これは仕訳を行うときの簿記のルールでもあります。仕訳帳を勘定科目ごとに分けて転記したものを総勘定元帳といいます。仕訳帳を転記した帳簿なので総勘定元帳の貸方・借方も同じ金額になります。借方と貸方家計簿ではお金の収支を入金や出金で表しますが、複式簿記では取引の内容を原因と結果の2面から捉えて、お金の動きやそ...

用語を定義する文や法令の中に、「貸借対照表日後」という言葉が使われていることがあります。この貸借対照表日は、損益計算書の作成日と同じなのでしょうか。貸借対照表と損益計算書の作成日貸借対照表と損益計算書を含む決算書は、定時株主総会が開催される2週間前から、株主や会社債権者が閲覧できるようにしなければならないことになっています。ですから、貸借対照表と損益計算書の作成日は、決算日から株主総会期日の2週間...

貸借対照表で、棚卸資産がマイナスになることがあります。通常マイナスになることはあり得ませんが、そうなってしまうのはなぜでしょうか。また、訂正は可能か、可能であればどのようにすればいいでしょうか。棚卸資産とは棚卸資産はいわゆる在庫のことで、会社が販売目的で一時的に保有しているものです。小売業であれば、すぐに販売できる商品や製品、作りかけの商品や製品である仕掛品、原材料などが棚卸資産になります。販売す...

複式簿記を学び始めて混乱するのが、借方と貸方という言い方です。また、費用の発生を資産と同じ借方に記載するというのもピンとこないものです。どうしてこのようになるのでしょうか。なぜ?資産も費用の発生も借方になるわけ企業の資産と負債のバランスをまとめた貸借対照表を構成するものの1つが「資産」です。そのほかに、「負債」と「純資産」があります。また、損益計算書は企業の一定期間の企業の経営成績を表すもので、P...

損益計算書では、費用は左側の借方に記載し、収益は右側の貸方に記載します。収益が貸方になるのはなぜでしょうか。収益と利益損益計算書は費用と収益で構成されており、収益から費用を差し引いた額が利益と呼ばれます。収益には本業で得たもの、つまり商品の販売、サービスの提供によるものと賃貸収入、銀行預金の利息など本業以外で得たものがあります。利益は5つに区分され、商品力やサービス提供力によって儲けた売上総利益、...

企業の製品やサービスを宣伝したい場合、さまざまな手段がありますが一般的に「広告宣伝費」として処理されてます。しかし「広告宣伝費」は「広告費」とも呼ばれることがあり、簿記で仕訳をする場合どちらの書き方で書いて良いかわからないこともあります。正しく詳しく理解することで、簿記に関わる知識を深めましょう。広告宣伝費とは?具体的な仕訳について「広告宣伝費」とは、消費者に対して企業の商品やサービスを売り出する...

企業で商品を発送する場合に「荷造運賃」があります。梱包や発送をする際にかかる諸経費のことを指し、運送会社に支払うことが多いです。業務中に使用することが多い発送業務ですが、はっきりした定義がわからないと考える人も少なくありません。荷造運賃について理解することで、正しく帳簿付けを行うことができるでしょう。荷造運賃とは?荷造運賃とは勘定科目の1つであり、販売した商品や製品を顧客に届ける際に発生した費用を...

節約や貯金のために家計簿をつけている家庭も多いのではないでしょうか。家計簿をつけていると「雑費」の項目があり、意味がわからないままつけている人も多いでしょう。この項目の意味は、家計簿のどの項目にも当てはまらない項目のことを指しています。どの項目を分類するかは、各家庭によって異なります。しかし、雑費の意味を正しく理解することでお金が貯まる家計簿にすることができるでしょう。家計簿における雑費とは?区別...

工業簿記を勉強していると「製造部門費」と「製造間接費」という、似たような言葉と出会うことがあります。似たような言葉だけど違いはあるの?と戸惑う人も多いでしょう。2つの違いは理解してしまえばとても簡単なものです。製造部門費とは製造部門費とは、製造業の製造部門にかかる直接計上ができるもののことです。例えばタオルを製造している工場の場合、タオルの布代に10万円かかった、ということは誰が見ても明確な金額で...

製造業では、材料費を実際にかかった費用だけではなく「予定価格」として、ある程度これくらいかな?と費用を予想して計上することも税務上では許可されています。しかし、予定価格はあくまでも「予定」なので、実際にかかった費用は予定価格よりもプラスだったかマイナスだったか、きちんと計算をして把握しなくてはいけません。この差額を「材料消費価格差異」と言います。材料消費価格差異とは?材料消費価格差異とは、簡単に説...