棚卸資産とは?載ってない場合どこを確認すれば分かる?
欲しい情報が載ってないとなると非常に困った事態になります。
会社の経営に必要不可欠とされるのが財務諸表の記入や確認ですが、何も知識がない状態だとどこから手を付ければ良いか分からないのはもちろん、どのように会計管理を進めていけば良いか難しいものです。
今回は企業会計において深い関わりがあるとされる棚卸資産についてご紹介していきます。
棚卸資産とはどういったものなのかという基本的なところから、棚卸資産が載っていない場合どこを見れば確認することができるのかについて見ていきましょう。
棚卸資産とは?
そもそも棚卸資産とはどういったものなのかという点をまずは確認しておくと、企業が何かしらの商品を利益を得るために販売する際、一時保管されている商品のことを指します。
つまり、「まだ売れていないけど、今後売る予定がある商品」と言い換えることができます。
資産として計上されるのは既製品として作られた商品に限らず、原材料や仕掛品なども含まれます。
例えば、ケーキを作っている企業であれば、小麦粉やケーキの台、いちごなども棚卸資産として認められるというわけです。
ただし、全てが認められるかというとそういうわけではなく、ある一定の基準を満たさなければ資産として認められません。
スポンサーリンク「在庫を抱えていればそれが全て資産として計上される」と考えている企業も多いですが、正確な会計を行うためには評価の基準や詳しい方法について知っておくべきです。
財務諸表に載ってない数字や情報も追いかけておくと安心ですね。
棚卸資産を確認するには?どこを見れば良い?
企業がどのような財務状況になっているのか、どこを見ても載ってないから確認したいという場合、どうすれば良いのでしょうか。
決算時には正確な会計管理が必要となります。
その際にはあらゆる数字を照らし合わせて企業の損益を確認するのですが、「どこを見ても棚卸資産が載ってない」という経験をしたことがある方もいるかもしれません。
実際には載ってないのではなく、見るべき資料が異なっているケースが多いので、どの資料を見れば確認できるのか詳しくご紹介していきます。
企業内で情報を管理する際には帳簿棚卸という作業が必要で、各品物の個数、種類、状態などを正確に記入します。
それらを集計表としてまとめると棚卸帳簿となり、資産管理を行うことが可能です。
一方、資産として確定申告を行う際には貸借対照表との紐付けが必要になります。
決算日時点でどういった財務状況になっているかを表すのが貸借対照表なので、こちらを見れば資産がどの程度があるのか把握できます。
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