受取利息と受取手数料の違いを徹底解説!

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経理では必要不可欠とされる受取利息、そして受取手数料という単語ですが、両者の違いについてご存知でしょうか。

 

日頃から会計帳簿を付けている方、簿記を持っている方、経営者の方は知っていると思いますが、両者には大きな違いがあります。

 

帳簿を付ける際には勘定科目を必ず入力しなければなりませんが、違いについて知っておかないと正しく仕訳をすることが難しくなってきます。

 

こちらでは受取利息と受取手数料の特徴や違いについて詳しくご紹介していきます。

受取利息の特徴とは?

受取利息とは、銀行にお金を預けた時に発生する利子や利息のことを指します。

 

通帳を見ると「利息1円」などといった数字を見ることができると思いますが、まさにこの数字こそが受取利息に値します。

 

銀行預金と言っても普通預金、定期預金そして郵便貯金などに分類されますが、いずれにしても預金を行うことで利息が発生し、長期間預けていればいるほど利息が大きくなります。

 

昔に比べると利息はかなり減少してしまいましたが、受取利息がないよりもあった方が当然企業、個人関わらずプラスになることは間違いないですね。

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受取手数料の特徴とは?

一方、受取手数料は受取利息とどういった違いがあるのかと言うと、海外から送金を行われたお金を受けとる際の手数料のことを指します。

 

例えば、アメリカから日本に送金をした際には受取手数料が数千円ほど発生し、日本国内での送金に比べると手数料が割高になります。

 

日本国内では同銀行間でも他銀行宛てでも数百円の手数料で済みますが、海外からの送金となると数千円の手数料がかかるという特徴があります。

 

受取手数料は基本的に送金した人が支払わなくてはなりませんが、送金人が手数料を負担できないとなった場合は、送金された金額から手数料分を引かれるという仕組みで成り立っています。

 

また、想定している受取手数料よりも多くの金額がかかってしまった場合は追加請求が行われます。

受取利息と受取手数料の勘定科目について

受取利息にしても受取手数料にしても受け取ったら帳簿に記す必要があります。

 

そうなると必然的に正しい勘定科目に仕訳をしなければなりません。

 

まず受取利息についてですが、銀行預金の利息を受け取った場合は借方が現金もしくは預金、貸方が受取利息と非常にシンプルな構成となります。

 

一方、受取手数料に関しても、借方が現金もしくは預金、貸方が受取手数料という仕訳となり、それぞれに金額を記入します。

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