ミニバスで一度も会計報告がないのはおかしい?

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子どもがミニバスに参加していて、毎月決まった額の月謝を出しています。

 

また、遠征に行く際にはバス代などを別に求められることもあります。

 

それ自体はいいのですが、例えば数年間所属していて1回も会計報告がなかったとします。

 

これは変なのでしょうか?

 

こうした質問はミニバスに限らず、スポーツ同好会などでもよく聞かれるもので、参加している人からすると心配になる点です。

 

代表や会計担当が不正をしていても分からないので、あった方が良いのではないかと感じるわけです。

 

実際のところはどうなのか確認してみましょう。

ミニバスで会計報告がないのは問題か?

通常、子どもが参加するミニバスというのは「任意団体」というタイプの組織に当てはまります。

 

会社やプロクラブではありません、いわゆる民間スポーツ教室のように商売として活動を行っているわけではありません。

 

法人として明確に活動しているものではない団体を任意団体と呼び、他には町内会や自治会なども含まれます。

 

こうした任意団体については、法律上会計報告を作り、会員等に知らせる法律上のルールはありません。

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そのため、少なくても法的には会計報告がないとしても問題はないのです。

 

しかし、参加者から定期的にお金を集めていて、しかもそれなりのメンバー数であれば集まる金額も大きくなるのであれば、会計報告は行うべきです。

 

実際に、町内会にしてもミニバスにしても、たいていの団体では簡単なものであれ、会計担当者を決めて会計報告を作っています。

 

そして、半年ごとや1年ごとにその内容を参加者全員に通知するものです。

 

これは、何か問題がないとしても、お金を出している参加者全体の安心感に与えるためです。

 

ミニバスの場合は、小学校の体育館を使うなどして、通常の活動費はほとんどかからないことも多いので、実際にはどこにどれだけお金が使われているかを明確にする必要があります。

 

さもないと、代表者が着服して個人的な用途のために使っているのではないかと疑われてしまうことになるでしょう。

改善できるポイント

今までに1回も会計報告がないということであれば、一度保護者で集まる機会にその点を話し合ってみると良いでしょう。

 

その上で、毎年持ち回りで担当する会計責任者を決めます。

 

記載するのは、毎月の収入と実際に使った経費の金額とその内容、3か月もしくは半年ごとの合計金額などです。

 

特に複雑で詳しい内容にする必要はありませんので、少なくてもお金が正しく使われていると分かるような会計報告を作るように改善しましょう。

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