ホワイトボードの特徴や部位の名称について
現在でも多くの学校では黒板が使用されていますが、会社などのオフィスでは黒板が使用されるケースはほとんどありません。
むしろ会社やオフィスなどではホワイトボードが利用されることが多くあります。
普段からよく目にするものですが、メリットやデメリット、部位の名称など意外と知らないことも多いものです。
構造上の特徴
ホワイトボードの表面は滑らかな白い板が貼られています。
そのため、日本語では「白板」と言うこともあります。
ホワイトボードをそのまま日本語訳した言葉です。
表面に貼られる白い板にはホーローなどが利用されることが多く、ここにマーカーを使って文字や絵図を書くことができます。
ホワイトボード専用のマーカーには剥離剤が含まれているため、布などで拭くと綺麗に消すことが可能です。
ホワイトボードの芯には鉄が使われていることが多いため表面に磁石を付けることができます。
こうした特徴を活用してプリントなどの用紙を掲示したり、磁石の付いている字消しやマーカーをボードの表面に付けておくこともできます。
消したくない情報は油性のマジックペンで書いておくこともできます。
この特性を利用して、ボードに表などを書き込んで使用している会社なども多くあります。
メリットとデメリット
ホワイトボードとよく比較されるのが黒板ですが、黒板はチョークを使うため手が汚れたり、消す際に粉が舞うなどのデメリットがあります。
ホワイトボードにはそうしたことがないというのが一番のメリットであると言えるでしょう。
専用のマーカーはチョークよりも書きやすく、文字も紙に書いたものと同じように見やすいというのもメリットの一つです。
デメリットは表面が滑らかなため、光を反射しやすい点です。
置く場所や時間帯によっては、蛍光灯の光や窓から差し込む陽の光などを反射してしまうことがあります。
いろいろな部位の名前
普段、何気なく使っているものなので、部位の名称がわからずに何と言えばいいのか困ることがあるかもしれません。
例えば、マーカーや字消しを置く部位の名称は「粉受」と言います。
この名称は黒板ではチョークの粉、ホワイトボードではマーカーを消した時の粉が溜まることに由来します。
この部位の名称がわかっていれば、「粉受の上に置いてあります」とわかりやすく指示することができます。
しかし部位の名称がわからない人が多いので、通じない場合には親切に教えてあげると良いでしょう。
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