「非売品」とはどういう意味?別の呼び方として使える言葉の例

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販売に関わっていると、日々さまざまな言葉に触れます。

 

中には、これまで目にしたことのない専門用語や、見たことはあるけれど詳しい意味まで知らない言葉などもあるでしょう。

 

そんな言葉の一つが「非売品」です。

 

非売品とはどんな意味なのでしょうか。

 

また、「非売品」という呼び方以外にも使える呼び方はあるのでしょうか。

非売品の意味

非売品の意味は、漢字を見たらすぐわかります。

 

文字どおり「売る品に非ず」、つまり、売り物ではないもののことです。

 

辞書では、「販売しないもの」、「販売対象でないもの」などのほかに、「見本」や「サンプル」などの意味があります。

 

「非販売品」という呼び方を掲載する辞書もありました。

 

いずれにせよ、商品として店頭でふつうに販売されているものではないものを指します。

 

「非売品」という呼び方ではピンと来ないとしても、見本やサンプルと言われれば、どんなものを指しているかイメージできるのではないでしょうか。

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非売品の別の呼び方の例

販売促進活動では、「非売品」のことを指していながら、別の呼び方をする例がいくつかあります。

 

「ノベルティ」もその一つです。

 

「ノベルティ」というと、ラジオ番組でハガキを読まれるともらえるものとのイメージもありますが、本来は、企業の宣伝広告活動の一環として配布される記念品という意味があります。

 

つまり、一般には販売していない「非売品」と言ってよいでしょう。

 

また、「ノベルティ」と似たようなニュアンスで「プレミアム」という呼び方を使っている例もあります。

 

「プレミアム」とは「高級な」という意味の英語に由来する言葉ですが、そこから転じて、購入してもらった商品とは別に顧客に追加で配布するものなどの意味で使われることが少なくありません。

 

「特典」と言ってもよいでしょう。

 

いずれにせよ、企業の販売促進活動において使用される言葉です。

 

また、日本語にも「非売品」と似ている例があります。

 

「景品」や「賞品」です。

 

どちらも販売されていないものという意味では「非売品」と言ってもかまいません。

 

ただ、「景品」と言う時は、購入してもらった商品のおまけという意味が強く、「賞品」と言う時は競技会やコンペティション等で好成績を収めた人に配られる品物という違いがあります。

 

つまり、「景品」はあくまでおまけであり、それ単体で配布されるものではなく、「賞品」は褒美として提供される品物だということです。

 

どちらも「非売品」のカテゴリーに含まれる言葉ですが、こうした違いがあることを理解しておきましょう。

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