絨毯を床に広げる時には、絨毯をひく?敷く?

スポンサーリンク

幅広な絨毯を床一面に設置する時には、絨毯をひくのか、また敷くのか、どちらの表現が正しいのでしょうか。

 

間違って使っていたら恥ずかしいと思う方もいることでしょう。

 

そこでこの疑問について説明をしたいと思います。

果たしてどちらが正しいの?

新しく買ってきた絨毯を広げて床一面に設置する場合、人にとって表現が異なるものです。

 

一般に絨毯をひく、もしくは敷くという2つ言葉に分かれます。

 

辞書を見るとわかりますが、敷くという言葉が正解になります。

 

一面に平らにして広げるという意味ですので、絨毯を広げて一面に設置する場合には適しています。

 

また布団やカーペットも同じような表現になりますが、これらのアイテムを広げる時にも同じように表します。

 

今までどちらを使ったらいいのか迷っていた方は、布団やカーペットであっても絨毯をひく、ではなく敷くという言葉を使うようにしてください。

ひくはもともと関西で使われていた言葉

大阪や京都など関西エリアにお住いの方は、一般に絨毯をひくといいます。

 

敷くという言い方はあまり使わないといっていいでしょう。

 

ひくという言葉は、敷くという言葉が訛ったものと言われています。

 

関西地方で使われていた表現が次第に全国に広まっていき、関西以外の方でも使うようになりました。

 

また西日本の地域では、関西と同じ表現が使われる傾向にあります。

スポンサーリンク

関東地方は関西とは違う表現を使っている

関西地方と異なり、東京や神奈川県など関東地方では、絨毯を敷くという言い方を使います。

 

また群馬など他の関東のエリアでも、東京などと同じような言い方をする方が多いといえます。

 

そのため多くの方が絨毯を敷くといいますが、絨毯をひくといった言い方をあまりしないものです。

フライパンに油を広げる際には?

フライパンで調理をする際に、油を一面に広げることがあります。

 

この時、油をひくと表現します。

 

油を敷くという言い方は正しくありません。

 

ひくという言葉は、引き延ばすようにしつつ一面に広げるという意味があります。

 

そのためこの場合ではひくという言葉が正解になります。

 

それぞれの言葉がもともと持っている意味をイメージも含めて頭に入れておけば、混乱することなく適切に使えるようになります。

 

絨毯を敷くという言葉が正しく、また辞書にもこのように記載されています。

 

ただ延ばすように広げるといった時には引くという言葉を使います。

 

絨毯の場合には、単に平らに広げるため、敷くという言葉になります。

スポンサーリンク