郵便番号や宛名は何色のペンで書くのが良いのか～郵便物の文字に関するマナーを学ぼう～

郵便物を送る際には、マナーやルールに則って、記載する文字の色などが決められています。

場合によっては相手を不快にさせてしまったり、きちんと相手に届かないということになってしまう可能性もありますので、きちんと把握しておくようにしましょう。

ハガキや封筒に郵便番号や宛名を書く際のペンの色は黒が基本です。

黒以外は基本的にマナー違反とみなされてしまうため注意が必要です。

唯一、青色のペンはマナー違反にならないとされていますが、基本的には黒に近いような濃い青色が推奨されています。

そのため、どうしてもという理由がない限り、暗いペンを使用して書いたほうが良いでしょう。

また、マナー的な意味合い以外でも、郵便番号は、差し出したあと機械を使用して記載された番号を読み取る必要があるため、黒色のペンや濃い青色のペンで記載しなければならないという規定があります。

大切な郵便物が相手に届かないということにならないためにも、きちんと色を守って書くようにしましょう。

郵便番号や宛名を記載するのに1番適しているのは油性のボールペンです。

その中でもできるだけ太字のものが好ましいとされています。

推奨サイズは1.6mmの極太タイプです。

あまり細い太さのペンで書いてしまうと、宛名が見えづらくなってしまうため注意が必要です。

郵便番号や宛名を記入する先が封筒の場合はサインペンでもOKとされています。

この場合も使用可能なのは油性のものだけになります。

なぜ油性に限るのかというと、万が一雨などに濡れてしまった場合、宛先がにじんでわからなくなってしまうことを防ぐためです。

これもトラブルなく相手に郵便物を届けるために必須の知識なので、覚えておくようにしましょう。

郵便物を送る際は、郵便番号や宛名以外にも本文となる文章が存在します。

手紙などの文字はカラーペンで書くとかわいい印象がありますが、色によってはマイナスなイメージを相手に与えてしまう色も存在します。

例えば、緑や赤色は別れを伝える色という意味合いなどがあります。

相手がこうした意味合いを知らなければ問題ありませんが、もし知っていた場合、余計な詮索をされてしまうリスクが高まってしまいます。

受け取った相手が不快な気持ちにならないためにも、やはり中身の文章も黒で統一して記載したほうが無難であると言えるでしょう。