ラジカセの音楽をイヤホンで楽しみたい！モノラルイヤホンなら聞こえるのは片耳だけ？

ステレオやラジカセを自分だけで聞きたい時には、イヤホンを使うのがとても便利です。

多くはR側（右耳：Right）とL側（左耳：Left）とがあり、両耳で聞こえるスペックとなっています。

しかし、シーンによっては両耳ではなく、片耳で聞きたいというときもあるでしょう。

その場合、モノラルスペックを使えば、聞こえるのは片方だけなのでしょうか？

ラジカセに接続できる出力デバイスには、ステレオタイプとモノラルタイプがあります。

イヤホンやスピーカーなど、ラジカセの音を出力するデバイスなら、ステレオタイプとモノラルタイプのどちらかのスペックになっています。

このうち、ステレオタイプは左右で音の聞こえ方が異なるという特徴があります。

右から出力される音と左から出力される音は異なり、ラジカセの機種によってはユーザーが微調整することも可能です。

一方のモノラルタイプは、イヤホンが1つだけとかスピーカーが1つだけなど、1つの出力デバイスで聞くことを想定したスペックとなっているのが特徴です。

イヤホンが1つだけならすべての音がそこから出力されますし、両耳タイプなら両側から完全に同じ音が聞こえてくる仕組みになっています。

左右2つのイヤホンから、ラジカセの音を臨場感たっぷりに左右で異なる出力をしたい場合には、イヤホンのスペックがモノラルではいけません。

ステレオタイプが必要です。

しかし、イヤホンがステレオタイプでも、ラジカセ側の設定をモノラルに切り替えることができれば、片側のイヤホンのみから音を出力することができます。

その場合、ラジカセに接続するイヤホンを左右どちらかだけにすれば良いのです。

ワイヤー接続するタイプのイヤホンでも、ラジカセのピンアサイン設定をL側もしくはR側のみに設定すれば、そちら側からしか音は出力されません。

Bluetooth接続の場合には、左右どちらかだけをペアリングすれば、すべての音がそこから出力されるので、イヤホン1つだけで音を楽しむことができます。

一般的に、この出力ピンアサインはパソコンの出力設定画面で設定できます。

ラジカセの場合には、パソコンに接続していろいろな設定を変更できるタイプのラジカセや、ラジカセ自身で出力設定を調整できるタイプを選べば、イヤホン1つで音を楽しむことが可能になります。