商品が月末に売れないというのは本当か?

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商品を販売しているショップにおいては、どのタイミングでよく売れるのか、逆に売れない時はいつかを把握しておくことはとても重要です。

 

それによって仕入れを変えたり、宣伝の強化をしたりする必要があるからです。

 

この変動はいろいろな要素が関係していますが、月の中での変動が生じることがあります。

 

たとえば、月末だと売れないといったパターンが生じる可能性も考えられます。

 

実際のところ、タイミングによってどんな変動があるのかを考えてみましょう。

月末になると商品が売れないサービスもある

月末に近づくにつれて商品が売れない傾向が見られる業種として顕著なのが、月額固定料金でのサービスです。

 

携帯電話やサブスクも含めて、1か月間の料金をまとめて支払うタイプのサービスは、月のどの日付に契約しても料金は一緒です。

 

そのため、消費者としてはできるだけ月の初めの方にサービス契約をして、無駄をなくそうとするのです。

 

月末に近づけば、その分少ない日数で1月分の料金を支払わないといけませんので、無駄が生じてしまいます。

 

こうしたことから、月の中でも初めの方が購買意欲が高まるわけです。

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全体としては月末の方が売れることが多い

このように、月額支払いのサービスでは月初めの方が売りやすいのですが、その他の大勢については逆のパターンが生じます。

 

むしろ、月末の方が売れるのです。

 

その理由は、購入者が給料をもらって資金を持っているというところにあります。

 

商品が売れる売れないは、やはり消費者の購買意欲にあり、その根源は資金の有無ですので、この違いは大きいです。

 

多くの企業では、給料支払い日を25日前後としていますので、月末にはいつもより懐にお金があるわけです。

 

給料が出たら買おうと待っている人もいますので、その分月末の方が購入者が多くなるのです。

 

ただし、この波は月末で終わるのではなく、次の月の初めにまで及ぶことも多いです。

 

給料が出たらすぐに買う人ばかりではありませんし、月末締めの支払いを終えてから買い物をしようとする人も多いからです。

 

また、企業によっては28日から30日にかけての給料支払いをしているところもあります。

 

こうしたことから、消費者の層によっては、月末を過ぎて翌月の初めの方が商品がより売れるということもありえます。

 

その場合は、月の初めと比較して終わりの方が売れないという感覚になることともあるでしょう。

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