学校の用務員は、宿直があるのかどうか

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学校の中には教師以外にも、養護教諭などの他に用務員も在籍しています。

 

剪定など環境整備を主な仕事としていますが、この職業では夜間勤務といった宿直があるのでしょうか。

 

この点について説明をしたいと思います。

過去には用務員の宿直もあった

昭和の時代には、どの学校にも用務員室がありました。

 

この部屋で用務員が寝起きをしたり、持ち物を保管したりしていたものです。

 

過去には日勤もありましたが、宿直もあったため、深夜も学校の中にいることも多くありました。

 

ただ時代の変遷と共に、宿直の制度もなくなっていきました。

 

現在では公務技士という職名に代わっていますし、所属する場所は事務室といった学校も多くなっています。

 

用務員専用の部屋がある学校はまれといえます。

現在では用務員は日中のみの仕事がメイン

現在では公務技士と呼ばれるようになった用務員ですが、現在では職員の採用試験を行って採用することもなくなっていきました。

 

臨時的に採用を行う地方公共団体もありますし、ハローワークでパートの募集をかけて採用を行うケースもあります。

 

さらに人材派遣会社から派遣されるケースも見られます。

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いずれにしても現在では、学校では事務補助や環境整備といった仕事は日中に行っています。

 

夜間まで仕事をしたり、深夜まで学校にいるといったことはありません。

警備会社が深夜の防犯対策を行うようになった

用務員は、現在では日中のみ仕事をします。

 

ただ学校の中に教員など、誰かがいないと防犯面で不安も生じてしまいます。

 

器物破損や盗難による被害も起こる可能性があります。

 

夜間や深夜も学校でトラブルが生じないように、現在では用務員が学校にいるのではなく、警備会社に仕事を依頼する方法が一般的となりました。

 

警備会社のスタッフが定期的に巡回したり、また防犯対策のためのカメラなどを設置するといったところもあります。

 

そして万が一不審者が校内に入った際には、スタッフが急行します。

 

警備会社の信頼性が高いため、用務員が宿直をして学校にずっといる必要もなくなったといえます。

 

今後も警備会社への委託によって校内の安全が維持できるため、専門のスタッフが宿直をすることもないと思われます。

 

学校の用務員は、過去においては宿直をして朝までいるといったケースも多かったものです。

 

しかし時代も変わっていき、警備会社に防犯対策を任せることが一般的となり、用務員が宿直をする必要もなくなりました。

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