冷凍庫に食材を入れすぎるとどうなる？詰め込んだほうがお得？

「冷蔵庫に食材を入れすぎるとどうなるのか」というのは共通の疑問になっていますが、冷凍庫の場合は食材を入れすぎるとどうなるのでしょうか。

冷凍庫に食材を入れすぎるとどうなるのか、というデメリット、メリットについてコストパフォーマンスの観点から見ていきましょう。

冷凍庫についても冷蔵庫と同じく、「食材を入れすぎるとどうなる？」と言われている一方で、冷凍室に関してはむしろ、食材をある程度詰め込んだほうが良い、という声もあり、どちらが正しいのか迷ってしまう、という方も多いのではないでしょうか。

上記の説はある意味では正しく、平均温度が冷蔵庫よりも低い冷凍庫では食材を隙間なく詰め込んだほうが冷気の循環効率が上昇し、また、冷えた食材同士がさらにお互いを冷やし合うことになるため、よりいっそう効率よく食材を冷却することができる、という理屈があります。

一方、冷蔵庫は冷気が一方向から流れる仕組みになっているため、食材をほどよい間隔で保存したほうがより短時間で効果的に冷やすことができる、と言われています。

冷凍庫は冷蔵庫とは違い、食材をある程度詰め込んだほうがかえって冷却効率が向上する、と言われていますが、やはり、限度というものがあるようです。

詰め込んだほうがいいからといって、食材をぎりぎりまで詰め込んでしまうと冷凍室の中身を把握できなくなり、取り出したい食材をすぐには取り出せなくなってしまいます。

その結果として冷凍室の扉を開けている時間が長くなり、外気が多く取り込まれることによって冷却効率が著しく低下してしまいます。

また、外気が取り込まれることによって霜が発生しやすくなり、庫内の温度がよりいっそう上昇しやすくなってしまいます。

したがって、冷凍室の冷却効率を最優先に考えるのであれば食材をほどよい間隔で詰め込み、中にどの食材がどれだけ入っているのか、ということをつねに把握しておきましょう。

冷凍室は冷蔵庫と違い、食材をほどよく詰め込んだほうがかえって冷却効率が向上し、庫内をより効率よく冷やすことができると言われています。

しかしながら、食材を詰め込みすぎると出し入れに時間がかかり、庫内に外気が入り込みやすくなるため、霜が発生しやすくなり、冷蔵庫と同じように冷却効率が低下してしまいます。

食材は詰め込みすぎず、ほどよい距離感で保存するのがベストといえそうです。