内開きドアの応接室に案内する際に気をつけたいマナー

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来客対応は、社外から見たその会社の第一印象を左右する重要なポイントであるため、マナーの良い案内が大切です。

 

受付不在の場合や受付担当を設けていない会社の場合は、自分が受付担当ではなくても積極的に声かけして、スマートに来客対応をする方が印象が良いです。

 

いざ自分が対応する際に焦らずに済むように、応接室のドアが内開きの場合と外開きの場合、それぞれの案内方法を知っておきましょう。

来客対応の共通マナー

応接室のドアが内開きか外開きかに関わらず、お客様を応接室までご案内する上で注意しておきたい共通のポイントがあります。

 

まず、会社の入口や受付の付近で来客の気づいた時は、「いらっしゃいませ」と一声かけて、お客様のお名前とご用件、アポイントのある社内の担当者の名前を確認しましょう。

 

その後、担当者に来客の旨を伝えて、どの部屋まで案内すればよいかを確認します。

 

所定の応接室までお客様を案内する際は、お客様が廊下の真ん中を歩くように誘導し、自分はお客様の2〜3歩ななめ前を歩きながら案内しましょう。

 

この時、廊下を曲がる場合は「こちらでございます」、階段や段差を上り下りする場合は「足元にご注意ください」など、お客様を気遣う声かけができると好印象に繋がります。

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応接室に到着したら必ずノックをして、中に人がいないかを確認します。

 

この際、ノックの回数は3回がマナーです。

 

担当者がすでに室内で待機している場合は、「失礼します。〇〇様(お客様のお名前)がお見えです」と伝え、室内から応答があった後にドアを開けて、お客様を中へご案内します。

 

担当者が遅れてやってくる場合は、お客様を室内の上座までご案内した上で、「〇〇(担当者)は間もなく参りますので、もう少々お待ちください」と伝えて退室します。

 

お客様によっては遠慮して下座の席に着いてしまうかもしれないので、上座の椅子を引いてあげるなど、お客様がストレスなく上座に着けるように工夫しましょう。

内開きドア・外開きドアそれぞれの応接室への案内マナー

お客様を応接室へお通しする際のマナーは、ドアが内開きか外開きかによって異なります。

 

ドアが内開きの場合は、案内する自分がドアを開けたまま先に入室し、ドアが閉まらないように押さえてお客様を部屋へ通します。

 

お客様の入室が済んだ後にドアを閉めて、上座へと誘導しましょう。

 

一方で、ドアが外開きの場合は、ドアを開けた後は部屋の外でドアを押さえておき、お客様を通します。

 

内開きドアの場合は室内、外開きドアの場合は室外でドアを押さえておくという点を忘れずに、スマートな来客対応を心がけましょう。

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