接客アルバイトの鬼門!スタンプカードのレジ対応は難しい?
実店舗経営において、リピーター獲得の手法として一般的なのが「スタンプカード」です。
その内容は店舗やサービスによってさまざまですが、一般的には「お買い上げごとの規定金額ごとにスタンプが押される」「カードに規定された数のスタンプが押印されると、それを引換券として何らかの追加サービスが得られる」というものではないでしょうか。
これは客として利用する時には嬉しいサービスですが、反面、接客する店員側にとってはいつもの業務にイレギュラーな処理が増える、ちょっと億劫なサービスでもあります。
レジ業務でスタンプカードを渡す時の注意点
初めてのアルバイトがコンビニチェーンやファミリーレストランなど、接客業に関して研修が行われるところでは、基本的にレジにおけるポイントカードのさばき方・受け渡しの言い回しについても事前に説明が行われます。
しかし個人経営店舗ではそうした研修や引継ぎ自体が存在せず、その現場においてすぐさま「正しい対応」を求められがちです。
特にポイントカードがある店舗で店員の頭を悩ませるのが「スタンプカードがいっぱいになった時」の様々なレジ対応です。
引き換える商品がある場合はその案内があり、実際に引き換える商品を持ってきたり、レジにもスタンプカードの割引を踏まえた入力する必要があります。
スポンサーリンクこれらは事前に説明がないと、レジ前でお客様を待たせ過ぎて却って悪印象となってしまいます。
自分で捌ききろうと思わず、店長や先輩に助けを求めましょう。
新しいスタンプカードを渡す時の注意点
そしていっぱいになり不要になったカードに続いて、新しいカードを使用するかどうかについても、お客様に尋ねなければいけません。
元々カードを作るお客様は既にその店舗のリピーターであることが殆どです。
しかし、人によってはこれから引っ越しがあったりとスタンプカードが不要になることもあります。
2枚目以降のカードであっても、勝手に作成してしまうのは厳禁です。
きちんとお客様の意向を伺った上で作成し、「たくさんのご来店ありがとうございました」と謝意を告げ、「こちら新しいカードです。どうぞこれからもよろしくお願いします」と挨拶を一言いれることで、お店の印象は大きく向上します。
個人経営店において、こうしたレジでの「礼を尽くす」印象はとても重視されるものです。
なおざりにせず、「また来てください」と言外に伝わるような接客を心掛けられるのが店員としての理想です。
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