梱包作業とは何業に当たるのか？

派遣の仕事やアルバイトで比較的多くの募集がかかっているのが、梱包作業です。

ピッキングとも呼ばれることがある、工場での商品のまとめ作業と発送に必要な梱包までをする作業が多く見られます。

こうした作業は業種としては何に含まれるのでしょうか？

各種申し込み手続きでは、現在行っている仕事の業種を記入する欄が設けられていることが多いので、正確に記入できるようにしっかりと確認しておきましょう。

梱包作業というのは、実に様々な仕事で行われているものですので、事業を行っている会社のメインの業種を考える必要があります。

たとえば食品を製造している工場の中で働いているとします。

自分は調理・製造などはしておらず、できあがった商品の包装だけをしているとします。

この場合、仕事は何業かと聞かれたら工場全体としての仕事内容について答えることになりますので、食品加工業というのが一般的な答えとなります。

同じように、工場で部品などを製造していて自分は出来上がった製品を梱包しているだけの場合では、製造業ということになります。

他にも梱包作業が何業に当たるかは工場の種類によっても変わってきます。

たとえば、倉庫に様々なメーカーの商品を集めて小売店に指定商品だけをピッキングしてから梱包する業務をしている会社も多くあります。

こうしたケースでは卸売業の一つと見なされることもあります。

もしくは、倉庫・物流業として業務がなされているケースもあります。

このように会社としてどんな事業をしているかが重要な要素となりますので、所属している会社が何業として営業しているのかを確認して判断するのが良いでしょう。

こうした事業による業種分けの他、求人情報などでは作業内容そのもので分類をしていることがあります。

工場全体としては食品業や製造業をしているものの、募集している作業自体が何業かによってカテゴリーを分けているのです。

梱包作業の場合は、たいてい軽作業や庫内作業という形で表記されています。

その個々の募集の中で、工場の中であるとか倉庫での作業であるといった詳細が示されることになります。

また、単なる梱包だけでなくピッキングや仕分けなどが含まれる業務も多いので詳細でこうした点も確認して、メインが何業なのかを把握しておくことが大事です。

ちょっと複雑なところもありますが、一番長い時間行っている作業をメインとすれば問題ありません。