複写用紙の2枚目に書いた場合、1枚目から書き直す必要があるか?

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複写用紙は、1枚目に書くと、2枚目がコピーのように複写される仕組みになっています。

 

通常の場合、ペンで書いた1枚目は業者が保管し、複写された2枚目をお客様に渡すのですが、うっかり2枚目に書いてしまった場合にはどのように対応したらよいのでしょうか?

複写の2枚目に書いた!1枚目から書き直したほうが良い?

書き直すべきかどうかについては、企業の方針によって異なります。

 

もしも書き直す作業が面倒でなければ、後からのトラブルを避けるために、書き直すという方法もアリでしょう。

 

しかし、うっかり複写の2枚目に書いたからといって、必ずしも書き直さなければいけないというわけではありません。

 

書き直す以外の対応方法はあります。

 

お客様に渡す書類に複写用紙を使う目的は、店側が保管している書類のコピーをお客様に渡すことです。

 

店が書いた書類をコピーしてお客様に渡すのも、複写用紙の2枚目を渡すのも、お客様の側にとってはそれほど大きな違いはありません。

 

つまり、お客様に渡すのは、業者が直接ペンで記入しているほうではなく、あくまでも複写なのです。

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これは、後から数字を足すなどの不正を防ぐための対策の一つと考えられるでしょう。

 

この点を理解すれば、2枚目に書いたからといって、1枚目から書き直す必要はないことが分かります。

どう対応するのが正解?

2枚目に書き始めてすぐに気づいたなら、1枚目から書き直すという方法もアリです。

 

しかし、ずいぶん書いてから気づいた場合や、書き終えてから気づいた場合だと、書き直す手間や時間がかかってしまいます。

 

この場合には、2枚目に書いたものを業者が保管し、そのコピーを取ってお客様へ渡せば問題ありません。

 

もしもオフィスにコピー機がない場合には、残念ながら1枚目から書き直すのが賢明でしょう。

NGな対応は?

避けたほうが良いのは、ペンで直接書いた2枚目をお客様に渡してしまうことです。

 

記入した後にうっかり2枚目に書いてしまったことに気づき、同じ内容で1枚目にもペンで書いて、2枚目をお客様へ渡せば良いと考える人がいるかもしれません。

 

しかし、この方法は先ほど述べたとおり、後からお客様が数字を書き足すなどの不正をするリスクが残り、トラブルの原因となりかねません。

 

そのため、ペンで書いたものを控えとしてお客様へ渡すことは避けたほうが良いでしょう。

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