複写トラブル!三枚目にあまり映らなかった場合、直接記入しても大丈夫?

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複数枚ある複写用紙は、最初の一枚目にボールペンで記入をすると、二枚目や三枚目など後方ページへ内容が複写される仕組みとなっています。

 

しかし場合によっては、筆圧が弱かったりカーボンの性能が悪いなど様々な理由で、三枚目あたりからは文字が読みづらいとか、写っていないというトラブルが起こりやすいものです。

 

こうした場合、見えないからという理由で直接三枚目に記入しても良いのでしょうか?

複写用紙への直接記入はNG

複写用紙が複数枚になっているのは、明確な理由があります。

 

それは、不正記入を防ぐという目的のためです。

 

例えば1枚目に業者が記入した複写紙なら、二枚目や三枚目はお客様控えとして渡されます。

 

銀行引き落としの契約が記載されている書類なら、金融機関への控えとして使われることもあります。

 

書類に記入した人が1枚目を保管し、顧客や金融機関などの関係者は、その控えを保管することによって、後から不正記入された場合には速やかに発見できるでしょう。

 

そうした目的があるため、基本的に複写用紙の複写ページに直接記入することは認められていません。

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法律においては違法行為となり、悪意を持ってそうした行為をした場合には、法の下に処罰される可能性もあります。

 

これは何枚複写の用紙にも共通することで、三枚目がよく見えないのは仕方ないからOKとはならないのです。

三枚目が良く見えない。どうする?

もしも複写用紙の三枚目がよく写らなかった場合には、書き直しとなります。

 

直接書くのはNGですし、法的な有効性もない違法行為となるため、二枚目以降に直接書くのはやめましょう。

 

何回トライしても三枚目が移らない場合には、1枚目のコピーを取り、それを関係者へ渡すという方法で代用しましょう。

 

直接記入するのはNGでも、コピーを渡すなら不正追加記入のリスクがないという点でおすすめです。

三枚目までしっかり複写するためのコツ

確かに二枚複写よりも三枚複写の方が、三枚目までしっかりと文字を明確に複写することは難しいでしょう。

 

その際には、何重にも重ねた紙の下までしっかりとペンの筆圧が伝わるように意識しながら用紙に記入することをおすすめします。

 

使用するペンは、マジックやペンではなく、筆圧をかけやすいボールペンがおすすめです。

 

そして、ペン先に力が入るように工夫して書きましょう。

 

人によっては、ボールペンを持つ際に小指を浮かせると筆圧が高くなりやすいという人も多いので、もしも複写用紙の書き方で困っている人はぜひトライしてみると良いでしょう。

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