パソコンのシリアルナンバーで個人特定はできる?できない?

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ノートパソコンであれ、デスクトップパソコンであれ、パソコンには背面・底面側にシリアルナンバーが記載されています。

 

メーカーがその製品を管理するための番号ですが、この番号を他人が知ってしまうと、個人を特定されることはあるのでしょうか。

パソコンのシリアルナンバーで個人が特定される可能性は低い

「絶対にありえない」とまで断言してしまうと嘘になってしまいますが、パソコンのシリアルナンバーから個人が特定される可能性は極めて低いものです。

 

ナンバーを認識しているのは、まず「購入者である自分」と「保証書を持っている電機店」、もしくは「購入後にユーザー登録をしたパソコンメーカー」が考えられます。

 

ナンバーと購入者の詳しい個人情報は、ただ店頭でパソコンを買っただけでは結び付けられず、特定されません。

 

保証書に名前を記入することはあっても、住所といった情報は記入する必要がない為です。

 

昨今では店舗側が保証書を所持せず、店側の準備した保証書にユーザーが記入し、必要な時まで保持しておくケースも増えています。

 

住所入力が必要なのは、パソコンメーカーの通販などを利用したり、住所登録込みでメーカーにユーザー登録をした場合です。

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この時、パソコンのシリアル番号と個人情報である氏名・住所は確かにメーカー側が保持するものとなります。

 

一見不安に感じるかもしれませんが、各メーカーは基本的に登録された個人情報には厳重なセキュリティ管理をしています。

 

古いOSやセキュリティシステムを使っていた企業が、その脆弱性や管理不備から情報漏洩をしてしまうケースはありますが、他でもないPCの専門家であるPCメーカーにはまず可能性の低い事態です。

シリアルナンバーをWEB上で公開しないように注意

特定の可能性が低いからといって、パソコンのシリアルナンバーは軽々しくSNSなどで公表するものではありません。

 

パソコンのシリアルナンバーは、メーカーからのサポートを得る際に「公式のメーカー品を持っています」と証明するための番号になります。

 

逆に言えばこの番号を知られてしまうと、パソコン購入時に付属しているだろう保証請求を勝手に使われてしまう可能性があります。

 

これは特定に関係なく起きる問題です。

 

シリアル番号だけでこうした申請が通ることは稀で、多くは保証書のコピーなども必要になりますが、全てのメーカーがそうとは限りません。

 

こちらも「万が一」の類ではありますが、ナンバーをWEB上で、メーカーの公式サイト以外に公開・記入しないように注意しましょう。

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