地方公務員には当直勤務はあるかどうかについて

それぞれの県では、様々な職種の公務員が働いています。

夜遅くまで役所に照明がともっていることもありますが、いろんな職種がある地方公務員は当直勤務の仕事があるのでしょうか。

この疑問について応えてみたいと思います。

地方公務員と一言で言っても、実際にはいろんな種類があります。

大きく分類すると、事務系・技術系・資格免許職種・公安系の4種類になります。

行政に関する事務や管理を行うのが事務系、電機など技術的な仕事を行うのが技術系です。

また公立学校の教員や保健師などは資格免許職種、さらに警察官や消防士など街の安全を守る職種は公安系に分類されます。

簡単に分けると4種類になりますが、それぞれのグループの中には、さらにいろんな職業の公務員がいます。

仕事のスタイルも異なっていますが、特に警察官や消防士は24時間体制で働きますので、当直勤務があるという点でも他の職種とは異なっているといえます。

市役所の公務員に関しては、定時になったら一斉に職員が帰る風景を見たことがある方もいることでしょう。

そのため当直勤務があるかという質問に対しては、ないと答える方もいることでしょう。

ただ実際には当直勤務を行う公務員もいます。

地方公務員の中の公安系の職種で働く方は、多く当直勤務があります。

警察署や消防署は事件や事故が24時間発生する可能性がありますので、すぐに対応しなければなりません。

そのため当直勤務はどの職員も経験します。

医療系の現場で働く公務員の中には、当直勤務があることも珍しくありません。

救急搬送される患者さんもいますので、医療現場では深夜の時間帯も対応しなければなりません。

そのため医療系の公務員でも警察官などと同じく、夜勤もあり得ます。

一般事務として働く地方公務員は当直勤務があるかという点については、当直をする部署も実際にはあるといえます。

特に選挙前の時期は非常に多忙ですので、日中の仕事だけでは処理しきれないことも多いものです。

そのため深夜も働かなければならず、夜勤をするといったケースも珍しくありません。

地方公務員は職種が非常に多くありますが、どの職業でも当直勤務があるかといわれると、全てではないといえます。

ただ警察官や医療系の公務員では定期的に当直勤務をすることが多くあります。

また他の部署でも深夜に働くケースも見られます。