定期券の開始日を間違えた!どうしたらいい?
電車で通勤・通学する方は、毎日のように電車を使うため、定期券を購入する割合が高いです。
定期券は月単位で購入することになり、高額となります。
ミスがあると、大変なことになりかねません。
よくあるのが、利用開始日を間違えたというミスです。
現在使っている定期が切れる日の翌日以降を開始日として購入すべきなのに、それより前の日付、もしくはずっと後の日付にしてしまったという間違いです。
こうしたミスをしてしまった場合、どのように対応したら良いのでしょうか。
定期券の開始日を間違えた場合は払い戻しが基本
定期券の開始日を間違えて購入した場合、一番楽なのは、そのまま日付をずらしてもらうことです。
しかし、手続きの処理上、ほとんどの鉄道会社で日付のみの変更はできません。
一度、購入した分をキャンセルして払い戻しを行い、その上で新しい定期券を正しい日付で購入し直すことになります。
これは、紙ベースのチケットであっても、モバイルチケットのサービスであっても同じです。
たとえ購入した当日であっても、変更や修正といった処理は受け付けられないことがほとんどで、日付の修正だけでなく、区間や経路を間違えた場合についても同じです。
払い戻しについて、多くの鉄道会社では手数料がかかります。
もちろん、購入した分の費用は全額戻ってきます。
使用開始日を過ぎている場合
毎日のように何気なく定期券を使っていると、いつまでの有効期限なのかを忘れてしまうこともあります。
気付かずに過ごして、もう数日しか残っていないということもあるでしょう。
そこで慌てて購入すると、こうした時に開始日を間違えたり、経路を誤って設定したりしがちです。
ここで面倒なのが、開始日設定を購入した日にしてしまった場合です。
また、以前に購入した定期券を確認したら、開始日が今日になっていたということもあるかもしれません。
こうしたケースでは、すでに定期券の利用がスタートしてしまっているので、すぐにでも手続きをする必要があります。
モバイルサービスの場合は、開始日当日であれば、1回分の運賃と払い戻し手数料の差し引きだけで払い戻しをしてくれることになっています。
しかし、それ以外の定期券で、ある程度日数が経過したものだとそうはいきません。
基本的には、残存期間を月単位で計算して、残りの分を月割りで払戻すという形になります。
かなり損をしてしまいますので、間違えたと気付いたら、できるだけ早く払い戻しをしましょう。
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