似ているようで実は違う!ダクト、ホース、パイプの違いって知ってる?

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■ダクト、ホース、パイプの共通点は「トンネル状」
DIYなどをする際には、たくさんの専門用語が出てきます。

 

その中には、ダクトやホース、パイプなど、言葉の意味やザックリとしたイメージは分かるけれど、しっかりとした違いまで理解している人は、もしかしたらそれほど多くはないかもしれません。

 

これらはどれも、様々な長さや太さのものがありますし、素材も多種多様です。

 

しかしこれらはどれも、筒状になっているという共通点があります。

 

中を通るものが気体なのか液体なのか、または粉末なのかという違いはあっても、すべてトンネルの形をしているという点では同じです。

違いは「何を通す目的なのか」

それでは、これらの呼び方を区別するためには、それぞれどんな点に注目したら違いを理解できるのでしょうか。

 

まずダクトとは、気体を通す管のことで、一般的には建物の中に使用される設備です。

 

具体的には、エアコン設備や換気設備、排煙などに使われます。

 

金属で作られている硬いものが一般的で、利用者が手で曲げたりすることは難しいという性質を持っています。

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ホースとは私たちがイメージしている通り、ゴムとかプラスチック、ビニールなどの素材で作られているものが多く、中には布製のものもあります。

 

気体を通すこともありますが、液体を通すことに優れているのが大きな特徴と言えます。

 

また、ダクトは硬くて曲げることは難しいのですが、ホースは柔らかいものが多く、手で曲げるなどフレキシブルな形状をしている点も特徴です。

 

最後にパイプですが、これは気体や液体などを通すための管です。

 

素材は金属からプラスチックまで多種多様で、中には水道や下水道のようにコンクリート製のものもあります。

 

また、ダクトのように大きなサイズではなく、細いサイズのものが一般的です。

 

ただし、オイル輸送設備などでは巨大なパイプもあるため、細くなければパイプでないというわけではありません。

 

パイプとホースはどちらも液体を運ぶことができるという共通点があります。

 

しかし、ホースは柔らかい反面、耐久性が弱く、場所や位置を変えて利用可能なのに対し、パイプは硬く耐久性が大きく、建物などの設備として設置されることが多いという大きな違いがあります。

 

また、設置方法によっては途中で分岐させたり合流させたりという設計も可能となっています。

粉末を運べるのはパイプのみ

これらの管が輸送する物質は、気体だったり液体だったりするのが一般的です。

 

しかし、このうち、パイプは、固体を輸送することも可能です。

 

違いを理解すると、今後のDIYが一層楽しくなるのではないでしょうか。

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