デンドロビウムに芽かきは必要?

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■デンドロビウムに芽かきは必要か?
芽かきとは、必要以上に出た芽を取り除くことをいいます。

 

その結果、栄養素が必要な芽に行きわたるので十分に生育させることができて立派な花を咲かせることもできるようになります。

 

ラン科でいうと芽かきが必要なものとしてよく言われるのがシンビジュームです。

 

シンビジュームは新芽が同時に2つ出ることがよくあるので芽かきをするのが一般的です。

 

しかし、デンドロビウムは同時に2つの新芽が出ることはほとんどありません。

 

そのため、デンドロビウムは芽かきをする必要はないといって良いでしょう。

デンドロビウムの育て方

デンドロビウムは他の花に比べて育てやすい部類に入ります。

 

デンドロビウムが好むような環境を整えてあげることで、1つの枝にいくつもの花が咲く豪華な様子を堪能できます。

 

まず、乾燥にはとても弱い性質があるので、何よりも水分を欠かさないことが重要です。

 

鉢植えであれば、株にしっかりと水分が行きわたるように水やりは鉢の下から水が出るくらいたっぷりと与えましょう。

 

特に植え替えをした時などは思った以上に水をあげるくらいで大丈夫です。

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また、もともと木や岩などの木陰に着生する植物であることから、日光はあまり必要とはしていません。

 

かといって当たらなすぎも良くありませんので、様子を見て鉢の位置を変えるといった工夫が必要です。

 

季節によっても置き場所を変えてあげると良いでしょう。

 

もともと木や岩に着生するデンドロビウムは、空気中の水分を吸い込んで成長していきます。

 

そのため、土ではなく水苔で育てるというのもおすすめです。

 

水苔は土よりも水分をキープできるので、デンドロビウムと非常に相性が良く生育しやすくなります。

 

水苔を使用する方はそれほど多くはありませんが、ホームセンターでも入手できるので植え替えは簡単にできるはずです。

 

ただし水やりには注意が必要で、水苔は完全に乾いてしまうと水を吸収せずにはじいてしまいます。

 

そのため、乾く前に水やりをするのを忘れないようにしましょう。

 

肥料は洋ラン用のものを使います。

 

こちらもホームセンターで簡単に入手できます。

 

春か夏にかけて良質の肥料を与えることで栄養を得ると株を十分に太らせることができ、新芽が出やすくなります。

 

その後の時期には水分を十分に取り込むことが大切です。

 

やがて秋が来て低温期を迎えると花の芽が付きます。

 

そしていよいよ冬になると美しい花をたくさんつけて私たちの芽を楽しませてくれるでしょう。

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