デンドロビウムの寿命は短い?

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■デンドロビウムの花の寿命はどれくらい?
独特の花の形状が美しいことから人気の高いランは、世界中に多くの品種が栽培されており、デドロビウムもその一つです。

 

しかし、ラン全体を見れば観賞価値が非常に高いにも関わらず花の寿命があまり長くないというのが難点に挙げられるでしょう。

 

中には2週間足らずという品種もありますが、デンドロビウムの中には花の寿命の長い品種もいくつかあります。

 

一方、デドロビウムの株の寿命は非常に長く、1世紀を優に超すともいわれています。

 

また、あまりの長さから現在のところ限界ははっきりとわかってはいません。

できるだけ寿命を延ばすには

花の寿命が短いものも多いデンドロビウムですが、お手入れや心掛けしだいでできるだけ長く楽しむこともできます。

 

まずは置き場所ですが、開花した状態であれば低温の場所に置いた方が明らかに長持ちします。

 

温室で咲かせた花であっても、エアコンやストーブなどの近くに置いたりすると寿命を一気に縮めてしまうことになるので気を付けましょう。

 

乾燥し過ぎる部屋に置くのも禁物です。

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室温は、夜の間に5〜10℃程度にしか下がらない場所に置くのがおすすめです。

 

また、昼の間は室温が上がり過ぎず適度に湿気のある場所に置くのが理想的で、太陽の光を当てる必要はありません。

 

太陽の光が当たれば必然的に室温が高くなってしまうので注意が必要です。

 

光を当てるのは、水やり後に土を乾燥させる程度に抑えておきましょう。

 

また、水やりは1週間から10日に1度程度でOKです。

 

量もたくさんあげる必要はなく、土の表面が湿る程度あげれば十分です。

 

夜に水分を持ち越さないように、お昼前の暖かい内に水やりをしましょう。

 

温度が低い時に水をあげすぎると日中に鉢の中が乾ききらないので、もしも夜間に冷え込むと一晩といえども根が傷んでしまい寿命が短くなってしまいます。

 

理想的な状態をキープできれば、2〜3か月ほど花を咲かせ続けることも可能な品種もあります。

ラッピングされたデンドロビウムは

その美しさから贈り物としてもよく使用されるデンドロビウムは、キレイにラッピングされていることがほとんどです。

 

このような場合も水やりを急ぐ必要はありません。

 

ラッピングごとしばらく花を楽しみ、鉢部分が乾いてからラッピングを取って水を上げましょう。

 

ラッピングした状態での水やりは、底に水がたまってしまうので根が傷んでしまい寿命が短くなってしまいます。

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