デンファレの切花を長持ちさせるにはどうすれば良い?

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■もともと長持ちするデンファレ
デンファレは、一般的には2週間程度、冬季であれば1か月以上咲き続けるほど長持ちする花です。

 

そのため、切花でもきちんとしたお手入れをしていれば長い間花を楽しむことが可能です。

 

1本の茎からいくつもの花を咲かせるデンファレは下のつぼみから順次咲いていき、お手入れ次第で上までぴっちりと咲かせることができるのです。

切花を長持ちさせる方法と注意点

何よりも購入時に新鮮な切花を求めるのはいうまでもありませんが、毎日の管理次第でその後の花の状態は大きく変わります。

 

切花を長持ちさせるには、まずはその花に適した環境を作ってあげることが大きなポイントといえるでしょう。

 

ランはもともと熱帯雨林気候の地域に自生する花なので、暑さに強くても寒さには弱いという特徴があります。

 

そのため、切花の理想的な置き場所というと一般的には室温が低目の部屋となりますが、デンファレの場合はあまり室温が低ければ元気がなくなってしまいます。

 

特に開花時期がちょうど冬に当たるので、暖房のない玄関などに置くのは避けるようにしましょう。

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デンファレの理想的な置き場所は暖房が適温に保たれる部屋であり、且つ温風が直接当たらない場所です。

 

かといって直射日光を当てる必要はありません。乾燥し過ぎも禁物だからです。

 

もしも元気がなくなってきたという場合には、寒すぎないか、暖房の風が当たって乾燥していないか、ということをチェックしてみましょう。

 

新鮮なはずなのに茎から花がバラバラ落ちてしまうという時にも注意してみることです。

 

また、購入した時には、花屋さんによって茎の根本は適切に処理されているはずです。

 

しかし、例え花瓶の水を毎日取り換えていたとしても茎がそのままの状態であれば水を吸い上げることができなくなることがあります。

 

水換えの時には茎の根本をよく観察し、色が変わるなど状態が良くなければ清潔で切れ味の良いハサミを使ってカットしてあげます。

 

この時、カット面が斜めになるようにすれば水と接する面が大きくなってより多くの水を吸い上げることができるようになります。

 

状態の良くないまま水に浸けると、水に雑菌が繁殖することでも切花の寿命が短くなってしまいます。

 

さらに、水替えを繰り返すとともに茎をカットしていると、下の方の葉が水に浸かるようになるので、水に浸る葉は完全に落としてしまいます。

 

咲き終わった花や古い葉からは、花の寿命を縮める老化ホルモン、エチレンが出るのでこちらも落としましょう。

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