デンファレの切り花のオススメな生け方

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■デンファレの切り花の生け方
デンファレはコチョウランのように一本の茎からたくさんの花を咲かせます。

 

そのため、切り花は花をいくつもつけた茎が流れるような美しいラインを生かしてあげるのが生け方のコツです。

 

また、デンファレは南国ムードを漂わせ非常に華やかなイメージがあるので、他の切り花のアレンジに1本加えるとアレンジをワンランクアップさせることができます。

 

デンファレのように茎が長くて大きな切り花を生ける時には、花瓶もある程度大きなものを選ぶ必要があります。

 

また、花瓶の口もある程度広くなければ茎と茎が接触して腐ってしまうことがあるので気を付けましょう。

 

きれいにアレンジされたものですとそのまま花瓶に挿したくなりますが、結んであるヒモやゴムは取ってしまわないと結び目から腐ることがあります。

 

かといって口が広すぎるなど大き目の花瓶に生けると、茎が倒れ過ぎてしまって水を吸い上げることが難しくなってしまいます。

 

ちょうど良い花瓶が用意できたら、水に浸かる部分の葉を小さなものも含めてすべて落としてしまいます。

 

こうすることで、水の腐敗を防いできれいな花を長く楽しむことができます。

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茎は、花瓶の口から15センチ程度下の長さになるのが理想的です。

 

ヒモやゴムが結んである場合にはほどく前に茎の先端をカットし、すぐに水に差すようにします。

 

水は、茎の半分よりも上の位置になるよう注ぎましょう。

 

もしも、口の広さはちょうど良いけれど高さがあり過ぎる花瓶に生ける場合には、花瓶の底にものを入れてしまうのがおすすめです。

 

ラッピングのセロファンを丸めたものを使うのもおすすめです。

 

ガラスの花瓶なら、陽の光を浴びたセロファンがキラキラと輝いてデンファレの美しさを一層ひきたててくれるでしょう。

 

また、ちょうど良い大きさの花瓶がない場合には、小分けにして生けるというのも一つの方法です。

 

背の高いグラスやペットボトルなどでも代用はできます。

 

冬場が開花時期となるデンファレは、居間などある程度室温が高いところが理想的な置き場所ですが、それほど寒くない時期であれば玄関に一輪挿しておくのも良いのではないでしょうか。

 

キッチンやトイレなどに置いても南国ムード漂う素敵な空間を演出してくれます。

咲き終わった切り花は

茎の下の方から順次咲いていくデンファレは、咲き終わった花は都度取ってあげます。

 

その際、まだ花が終わりきらない内にとり、水を張った平たいお皿に浮かべるというのも素敵な生け方です。

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