輸送費と運搬費に違いはどんなことか

輸送費と運搬費はどんな違いがあるものでしょうか。

それぞれの言葉の意味を調べて考えてみます。

例文もご紹介するので、どのような意味で使われる言葉なのかわかりやすいです。

物流に関して興味のある人は参考になさってください。

輸送費は物流コストの中の一つで、物流の作業で使う費用のことです。

外注に支払う物流コストになります。

大きく二つに分けた物流コストは、企業物流コストともいうミクロ物流コストとマクロ物流コストで輸送に使う費用はミクロの方に属します。

例文を2つご紹介します。

・物流コストを削減するために輸送費を抑えます。

・再配達を減らして輸送費を節約したいです。

運搬のための費用は工事に関する費用の中の一つで、材料や建築で使う資材の運搬に使うお金のことです。

塗装工事だと諸経費の中にも含まれる場合もあります。

例文を２つご紹介します。

・Aさんの家の塗装に使う資材を、店から持ってくるために運搬費を使って車にガソリンを入れました。

・Sさんの屋根を赤から青い色に塗り替えるための塗料の運搬費は、諸経費の中に含まれています。

輸送に使う費用と運搬に使う費用は輸送と運搬ということで違いがあります。

輸送は飛行機や船、車などを使って荷物や人を運ぶことです。

運搬は比較的近くに運ぶ際にも使われる言葉で、人を運ぶ際には使われません。

また、歩いて持っていく場合にも使われます。

違いは人を運ぶのに使う費用であるか否かということでしょう。

また、工事費としてみると直接工事費と間接工事費の違いになります。

工場制作されたものを搬入する際の費用が輸送費で、工事に使う20t以上の建設機械などの搬入に関わる費用が運搬費です。

輸送は人を運ぶことも含まれますが、運搬は資材などの物のみということを踏まえた例文を2つご紹介します。

違いや共通点がよくわかります。

・輸送費はバスでお客様を輸送するのにかかる費用などを指せますが、運搬費は人に使えないのであてはまらないです。

・運搬費も輸送費も建設資材を運ぶのに使う費用になります。

輸送費と運搬費と違いは工事費としては制作されたものを現場に搬入の際にかかる費用と20t以上の建設機械などの搬入にかかる費用という違いがあります。

また、人を運ぶ際の費用に使えるのは輸送費で、運搬費は物のみの運搬のみの費用という違いもあります。