合鍵は何分で作れるか、タイプ別に解説

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引っ越しや同居人が増えるなど、生活が変化するタイミングで合鍵が必要になることは良くあります。

 

そんなとき、気になるのが合鍵を作製するのにかかる時間です。

 

作りたい合鍵のタイプによって、何分で作れるかは変わってきます。

 

また、合鍵を作れない場合もあるので注意が必要です。

合鍵を何分で作れるかは鍵の種類によって違う

合鍵が何分で作れるか、かかる時間に違いがあるのは、鍵の種類によって合鍵を作る難易度が違うためです。

 

合鍵を作れる場所としてまず思いつくのは、スーパーやホームセンターなどに入居して作った鍵を当日渡ししてくれる「合鍵屋」だと思いますが、そのような店で作れる合鍵は「ディスクシリンダー錠」であることが一般的です。

 

ディスクシリンダー錠以外の合鍵の場合、特別な技術が必要となり、専門の業者に委託する必要があります。

 

そのような場合は、合鍵製作により多くの時間が必要となります。

 

合鍵が作れない場合もあります。

タイプ別の合鍵製作時間

最も一般的に使用されている「ディスクシリンダー錠」は、良く見かける、鍵の側面にギザギザがついたタイプの鍵で、比較的容易に合鍵を作製することができるタイプです。

 

ディスクシリンダー錠の合鍵作成に必要な時間の目安は、およそ3〜5分程度です。

 

マスターキーからでなくても、スペアキーや折れてしまった鍵から複製することも可能です。

 

「ディスクシリンダー錠」に似たタイプに、「ロータリーシリンダー錠」があります。

 

「ディスクシリンダー錠」よりも精度が高いことが特徴となっており、作成が難しいタイプの鍵となっています。

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店によっては、スペアキーからの複製はできないとするところもあるので注意が必要です。

 

「ロータリーシリンダー錠」の作製時間の目安は3〜5分程度です。

 

鍵の側面ではなく、表面に複数のへこみが付いている「ディンプルキー」は、防犯性に優れている反面、高い精度が要求されるため、作成ができない場合もあります。

 

ディンプルキーの作製時間の目安は10〜20分ですが、鍵の形状が複雑なものになると、メーカー対応する場合もあります。

 

取り寄せという形になることが多く、その場合は手元に届くまで10日から2週間程度見ておく必要があります。

 

「ディンプルキー」同様、防犯性に優れた鍵である「ロッキングバー方式」の鍵も合鍵の作製難易度が高く、通常メーカー対応となります。

 

作製時間には2〜3週間はかかるものとみておいた方が良いでしょう。

 

「電子キー」はメーカー対応が必要な場合がありますが、作製できる場合はおよそ15〜30分程度で可能です。

自動車や自転車の合鍵も作れる

自動車や自転車の合鍵も作ることができます。

 

自動車のオートキーの場合は、主に自動車用品店などで30〜45分程度で作製できます。

 

ただし、イモビライザー付の場合は自動車メーカーに注文する必要があります。

 

依頼から鍵が届くまでの時間はケースによりますので、ディーラーに問い合わせて確認するのが良いでしょう。

 

自転車の合鍵は5〜10分程度で作製できます。

合鍵から合鍵を作ることは断られることが多い

合鍵を作る際に注意したい点として、合鍵から合鍵の作製は多くの業者で断られる可能性があるということがあります。

 

純正の鍵から合鍵を作っても、完全に同じものになるわけではありません。

 

使ううちに摩耗して山が小さくなることもあります。

 

そのようにして合鍵から合鍵へと何世代も繰り返して作製していくと、いずれ使うことのできない鍵しか作れなくなってしまいます。

 

そのようなことから、多くの業者で防犯上の問題とも合わせて、合鍵から合鍵の作製は断られる、もしくは作製しても動作を保証してくれないケースが多いわけです。

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