自動車の合鍵はどこで作れるか
自動車のマスターキーのスペアになる合鍵を作っておくと、いざという時に役に立ちます。
しかし、自動車の合鍵をどこで作ればいいか、費用はどのくらいかかるか、わからないという方もいらっしゃると思います。
自動車の合鍵は、鍵のタイプなどで作れる場所や価格が大きく違ってきます。
自動車の合鍵をどこで作るか？
自動車の合鍵を作る場合、最も一般的なのはカー用品店でしょう。
ただし、一部の高機能キーについては作製できない場合もあります。
ホームセンターの合鍵屋でも自動車の合鍵を作製するサービスを行っている場合がありますが、やはり一部の鍵は作製できません。
専門の鍵屋にも依頼できますが、上述と同様に、高機能キーについては基本、作製できないことが多いです。
ただし、店によっては電子認証機能を除いた鍵本体のみを作製できるところもあるようです。
確実なのはディーラーに依頼することでしょう。
最新機能を搭載した鍵
近年、自動車の鍵には従来のブレード型キーに加えて、電子技術を使って自動車を管理し、防犯性を高めたタイプの鍵が増えています。
「イモビライザー」は、鍵にIDコードが記録された小型のチップを内蔵した鍵で、自動車本体の登録IDコードによる認証が通らないとエンジンがかからないという、防犯機能を持つ鍵のことです。
イモビライザー自体には自動車のドアの開閉機能がないので、他の電子認証キーと併用されることが多いです。
「スマートキー」は、鍵を手に持っていなくても自動車のドアノブから一定範囲内の距離にあれば、ドアノブを引くだけでロック解除できるタイプの鍵です。
鍵を使用せずに、ドアノブの所定の場所をタッチすることでロックすることも可能です。
エンジンスタートも車内のSスイッチを押すだけで可能です。
ブレードは付いておらず、ほとんどはイモビライザー機能を搭載しています。
スポンサーリンク「キーレスキー」は、鍵の持ち手部分についているボタンを操作することで、ドアの開閉ができるタイプの鍵です。
スマートキーとは違い、エンジンの始動にはブレードを差し込んで行う必要があります。
上述のような高性能の鍵は、基本的にディーラーに依頼して合鍵を作ることになります。
合鍵の製作費は、最低でも10000円程度から、車種やグレードによっては50000円以上になることも少なくありません。
自動車の鍵を紛失した場合の対処法
合鍵を持っていない状態で自動車のマスターキーを紛失してしまった場合、以下のような対処法があります。
鍵が手元になくても、どこにあるか（例えば車内に置き忘れた等）場所がはっきりわかっている場合は、ロードサービスに依頼して開錠してもらうのが良いでしょう。
正規会員であれば無料で解錠してもらえる場合もあります。
非会員でも15000円程度で解錠してもらえます。
紛失した鍵がどこにあるかもわからない場合は、合鍵屋かディーラーに依頼をして新しく鍵を作る必要があります。
合鍵屋の方が対応は早いですが、電子認証タイプの鍵は対応できないため、ディーラーに依頼する必要があります。
自動車の鍵を紛失した場合、ドアの解錠や合鍵の製作も必要ですが、それ以前に、まず警察に遺失物届けを早めに出すことが重要になります。
誰かがその鍵を悪用する可能性もありますので、警察への届け出はできるだけ早く出すようにしましょう。
電話での届け出もできるほか、警察署によってはネットで対応している場合もあります。
自動車の合鍵をあらかじめ作っておくことは、万一紛失することを考えた場合、とても重要になります。
しかし、その合鍵自体紛失してしまえば意味がありません。
合鍵を作ったらきちんと場所を決めて保管し、万一の場合いつでも使えるようにしておくことが大切です。
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