デコテープとマスキングテープの違いって?女性に大ヒットの理由
今、若者の間で「マスキングテープ」が注目されています。
豊富な種類、可愛いデザインも数多く、さらに100円SHOPでも買える気軽さから、女性に大人気の商品となっています。
ただ、商品を取り扱うサイトや店舗によっては「デコテープ」の名前で販売されている場合も。
マスキングテープとデコテープに、何か違いはあるのでしょうか?
1.目的による違い
マスキングテープとデコテープ、どちらも同じ商品です。
では違いとは、商品の種類や使用する目的の違いによって意味合いが異なります。
元々マスキングテープは、塗装作業の際に「塗装したくない部分を養生するためのテープ」です。
粘着力が弱く、手で簡単に切れる特徴があります。
粘着力が強いと、テープを剥がす際に壁を傷つける可能性があるためです。
テープの色も黄色や青の単色で、特に見た目の可愛らしさはありません。
ところが、「剥がしやすく、切るのも簡単な利便性」が注目され、女性受けする可愛らしいテープが誕生。
「養生する」ではなく「デコレーションする」目的として大ヒットしたのです。
スポンサーリンクつまり、養生の概念は無く、可愛く彩るためのテープとしてデコテープの名前が生まれたと考えられます。
なので映えさせる目的あれば、どちらも同じ商品であり、一方の養生する目的であればデコテープは対応できません。
この部分が違いとなります。
2.テープの使い方
デコレーションするためのテープは、様々な場面で活用されています。
例えばスケジュール帳。
テープを使って区切りを作ったり、食事のスケジュールは食べ物のテープを貼ったりとアレンジができます。
シンプルなページが、テープで可愛くデコレーションできるのです。
これをSNSにアップして拡散。
それを見て影響を受けた女性が、テープを購入してデコレーションするといった連鎖が生まれていきます。
他にも日常に使う家庭用品などにもテープを貼ってアレンジしているのです。
元々簡単に剥がせるので、気分によってイメージを変えられますし、費用が比較的安価で済むこともあって気軽に買いやすい商品となっています。
3.布テープも
マスキングテープは紙製をイメージしますが、デコテープには布製もあります。
洋服や靴下など、衣類に貼ったテープをアイロンで温めて接着するテープも販売しています。
洗濯しても剥がれにくい特徴もあり、様々なデザインがあるので、自分のオリジナルの一着にデコレーションできるのです。
まさに「映え」にピッタリとなった商品となっています。
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