パネルハウスに住むのはOK?NG?快適性も気になる人は要チェック
基礎工事が不要で数日で組み上げられるパネルハウスは、自宅の庭などに作って物置に使うことが多いものです。
しかし最近のパネルハウスは立派で、そして家を建てるよりも安価です。
「住めるのかな?住んでみたいな…」と思う人がいてもおかしくないでしょう。
パネルハウスに住むにはいくつかのポイントを考える必要があります。
半日で組み上がることも!パネルハウスの使用例
基礎工事がいらないため、小さなものなら最短半日で組み上がるパネルハウスは、基本的に物置やスペース拡張のために使われることが多いようです。
しかし大きなものなら人が住めるようにも見えます。
住むとなると色々な懸念が出てきます。
まずトイレやお風呂、キッチンなどの水回りの問題です。
基礎工事がないので水回りの工事も行われないことになります。
電気についても気になるところです。
生活のためには電気が必須ですが、電気の引き込み工事をしなければ当然使えないままの状態です。
スポンサーリンクキャンプ用品などを使うのは不経済ですし、よほどの理由がなければ電気を引き込みたいと思うでしょう。
耐震性や耐用年数も考慮したほうが良いでしょう。
強い揺れに耐えられるのか・何年快適に住めるのか…など、生命や健康に関わることは重要です。
そして固定資産税も考える必要があります。
「建物を建てて居住する」となると、建物に固定資産税がかかる可能性があります。
とくに水道や電気を引き込んでいる場合には高い確率で固定資産税が発生します。
住居専用品も出ている時代
もしも「固定資産税がかかる可能性があっても住みたい」と思うなら、住居専用として販売されているものを購入して住むのも1つの手段です。
水回りや電気の工事がしやすいタイプが出ていますので、該当するものを探してみると良いでしょう。
パネルハウスに住むこと自体には、とくに問題が生じることはありません。
ただ、水回りや電気の環境をどうするか、固定資産税が発生したらどうなるのかなど、ほかの問題を考える必要があります。
とくに固定資産税は、場合によっては高額になることもあります。
そこに水道代や電気代をプラスしたら、実際は安い賃貸を借りたほうが安上がりだった…というケースも考えられます。
本格的に住むのであれば、費用や住環境の整備を真剣に考えてみるべきでしょう。
住居専用品を販売している業者に相談してみるのも良い方法です。
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