内祝のしは朱書きするのがマナー?

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慶事の際にお祝いを受け取ったら、内祝としてお返しをするのがマナーです。

 

一般的にはのしを付けて内祝としますが、表書きする部分は、目立たせるために朱書きしても良いのでしょうか?

全国的なマナーとしては黒筆

朱書きとはその部分だけ赤い文字で書くもので、他の部分よりも目立たせる目的で行います。

 

慶事の場合には、特にその喜びを表現するために、のしの表書きも赤い文字にしたほうが良いかな?と思うことがあるかもしれません。

 

しかし、全国的なマナーという点では、のしの表書きは黒い筆というのが一般的です。

 

黒い文字で内祝を贈ったからといって、相手に失礼に当たることはありませんし、慶事に対する喜びの気持ちが足りないということもありません。

 

のし書きの色で失敗したくない人は、黒筆で表書きと名前を書くのが良いでしょう。

内祝ののしを朱書きするのは失礼に当たる?

内祝ののしの表書き部分を朱書きにすることは、マナー違反になるというわけではありません。

 

黒筆を使うのが一般的ではあるものの、内祝の表書きは朱書きにするのが良しとする地域もあります。

 

そうしたエリアでは、土地の風習や慣習に倣って朱書きするのが良いでしょう。

 

もしも近所の人へ内祝を贈るなら、その土地の文化をよく理解している人に相談すると良いかもしれません。

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それでは、慶事の気持ちをより表現する目的で内祝の表書きを朱書きすることは、相手に対して失礼に当たるのでしょうか?

 

一般的なマナーとは言えないものの、朱書きしてもそれが失礼に当たることはありません。

 

実際に、内祝の注文や発送を受け付けている業者の多くで、表書きの色を黒か朱かで選べるケースが多くあります。

人の名前は朱書きしないこと

のしの上部に記載する「内祝」という表書きに関しては、朱書きにしてもマナー違反となることはありません。

 

しかし、のしの下部に記載する名前の部分に関しては、黒筆を使うのがマナーです。

 

人名を赤い色で書くのは縁起が悪いという理由で、人名の朱書きはマナー違反となっています。

 

のしに書く名前は、相手の名前ではなく、自身の名前になるため、相手に対して失礼になることはないものの、朱書きのマナーという点ではNGです。

 

のしを書く際には、マナーとして筆を使うのが原則です。

 

墨汁と筆で書く必要はないものの、可能なら筆ペンを使うと良いでしょう。

 

濃くはっきりと書くのが、のし書きのマナーです。

 

インクで書く際には、できるだけ太くくっきり書ける筆記用具を選びましょう。

 

細いボールペンや鉛筆は避けてください。

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