耐冷温度とは?プラスチックも割れてしまう温度がある!
■耐冷温度はどんな意味?
耐冷温度とは、漢字から想像が付く通り冷たさに耐えられる温度のことです。
対義語として、耐熱温度はよく聞く言葉でしょう。
耐熱温度の場合であれば、それ以上熱を加えてしまうと物が溶けてしまったりと形を保てなくなくなってしまいます。
実は耐冷温度もそれと同じで、耐冷温度よりも温度が下回ってしまうともろくなってしまいその形が留められなくなってしまうのです。
耐冷温度の特徴
耐冷温度を下回ってしまうと、通常の温度下では丈夫なものが簡単に割れてしまいます。
例えばプラスチック製のコップや、ケースなどは普通に使っていれば落としても簡単に割れることはありません。
しかし耐冷温度のマイナス30度を下回ってしまうと、丈夫だったプラスチックのコップは落とすとガラスのコップのように簡単に割れてしまいます。
そのため、プラスチックを冷凍庫で凍らせてしまうと耐冷温度を下回ってしまい割れてしまいます。
耐熱温度は気にして使っている人が多いと思いますが、耐冷温度を知らずに使ってしまうと、大切な物を壊してしまうことになります。
スポンサーリンク冷凍保存する時は耐冷温度を見よう
冷凍保存する時は、適当な容器に入れればいいというわけではありません。
耐冷温度を見た上で、冷凍庫の温度に耐えられるものを選ぶようにしましょう。
一般的に家庭で使う冷凍庫はマイナス18度であることが多いです。
冷蔵庫の大きさや、パワーによっても変わってくるので確認するようにしましょう。
ジッパーで閉められる保存袋など、食品を保存しておける袋は冷凍時にもおすすめです。
保存袋と一言でいっても、物や素材によって耐冷温度が変わってしまうので、保存袋だからといって安心せずに耐冷温度を必ず確認しましょう。
保存袋は物によっては、耐熱温度が100度以上と高いものがあり、冷凍したものを保存袋のまま電子レンジで解凍できるものもあります。
保存容器にはプラスチック製、ホーロー、耐熱ガラスと様々な素材のものがあります。
どの容器も冷凍保存することができます。
ホーローは耐冷温度マイナス20度前後のものが多いので、冷凍庫によっては使えないものがあるので確認しましょう。
冷凍保存する時は電子レンジ加熱オッケーのプラスチック製や、耐熱温度の高い耐熱ガラスだと、耐冷温度がかなり低い温度まで耐えられる場合が多いのでおすすめです。
凍らせるのはなんでもできるわけではなく、耐熱温度同様、耐冷温度も見るようにしましょうね。
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