パフィオペディラムを植え替えよう

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■植え替えはどうしてするの?
パフィオペディラムが順調に育ってくると、鉢の中の根も増えてくるのでやがては窮屈になってしまいます。

 

このような場合、今より大きな鉢に植え替えをしてあげると元気に育てることができます。

 

そのままにしていては根が十分に水を吸うことができなくなって、パフィオペディラムの元気がなくなってしまうでしょう。

 

目安となるのは1〜2年に1回です。

 

鉢の底から根が出ていたり、当初よりもずいぶんと土から出ている部分が大きくなって鉢とのバランスが悪くなっているような時が植え替えのタイミングです。

 

また、いつもと同じように水をあげているのに吸い込みが悪い時も同じです。

植え替えの方法と注意点は?

植え替えは植物に負担を強いることなので、適切な方法で行わないと失敗する可能性もあります。

 

パフィオペディラムの場合は開花が終わる3〜4月頃に行うと負担が少なくてすむのでおすすめです。

 

また、気温は10℃以上ある日がベストです。

 

しかし、斑入りのものの場合は10月頃に行うという選択肢もあります。

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いずれにしてもパフィオペディラムは根が少ないという特徴があるので、1本1本を傷つけることなく大切に扱うようにしましょう。

 

新たに用意する鉢は、今使っているものよりも一回り大きなものを選びます。

 

鉢は1号2号と大きさが決められていますが、号数が増えると3センチずつ大きくなっていき、1号ずつ大きなものを使っていくと間違いがありません。

 

面倒だからといって急激に大きな鉢に植え替えると、鉢の中の根の割合が低くなって水を十分に取り入れることが難しくなってしまいます。

 

また、鉢植えの植物は、根が鉢の壁に行きつくことで枝分かれして根を増やしていくのですが、あまり鉢が大きいとそれができずに弱々しくしか育たなくなってしまいます。

 

スコップなどで丁寧に鉢から根を出したら、手でやさしくほぐしながら枯れた根や古い土を取り除きます。

 

今まで使っていた土は栄養分が乏しくなっているので、次の鉢には栄養のある新しい土を使いましょう。

 

軽石を敷いた鉢に栄養のある土を入れ、パフィオペディラムの根が広がるようにしながら置きます。

 

この時、根の間にも土が入るように丁寧に処理することが大切です。

 

その後、上から土をかぶせてたっぷりと水やりをします。

 

植え替えて最初の水やりは、根の隙間に土を入り込ませるためにとても重要なプロセスです。

 

植え替え直後は弱りやすいので、数日の間は半日陰に置いていつも以上に丁寧に見守りましょう。

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