花後のパフィオペディラムのお手入れ方法

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■パフィオペディラムは花後の管理が大切
12月〜5、6月ころにかけて開花するパフィオペディラムは、花後の管理がとても重要です。

 

この時期に適切なお手入れをしていれば、次のシーズンも長い事花が咲いて楽しませてくれます。

 

花がしぼんだら茎を根元から切ってしまいましょう。

 

パフィオペディラムは1〜2年に1回のペースで植え替えをしてあげる必要があります。

 

鉢の底から根が出ていたり水やり後に土に水が残るようになったら植え替えをしてあげます。

 

花が終わって夏が来る前に終わらせるのがベストで、同時に株分けをすることで増やすことも可能です。

 

パフィオペディラムの花後は、花芽を付ける9月の終わり頃まで成長期に当たります。

 

15℃以上になったら風通しが良く半日陰となる戸外に置きましょう。

 

直射日光を当てると葉焼けを起こすので、場所の確保が難しい場合は遮光ネットを利用するのもおすすめです。

 

理想は50〜75%遮光なので、日差しが強い場合には50%遮光タイプのネットを2枚重ねすると75%の遮光になります。

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パフィオペディラムの花後の水やりと肥料

水やりは、夏前までは土が乾いてから適宜与え、真夏は涼しい時間帯にたっぷりと与えるようにします。

 

パフィオペディラムは水を大変好む性質があるので、花後にも切らさないことがとても重要です。

 

特に斑入り種は毎日欠かさずあげるようにしましょう。

 

他の花で水をやり過ぎて枯らしてしまったことのある場合でも、パフィオペディラムならちょうど良いくらいです。

 

気温が低くない時期にはしっかりあげます。

 

ただし、ミズゴケに植えている場合は水をたっぷりあげればミズゴケが腐りやすくなるので気を付けます。

 

黒くなっていたら、ピンセットなどで丁寧に取り除いて新しいものに変えてあげましょう。

 

といっても気温が低くない時期であれば常にミズゴケが湿っている状態が理想的です。

 

肥料は、4〜5月には効果が長く持続する緩効性肥料を月に1回のペースで与えます。

 

その後は洋蘭用の液体肥料を薄めに希釈して7〜10日に1回のペースで与えます。

 

30℃を超すような真夏には生育が止まるので肥料を与える必要はなく、6〜7月と9〜10月までを目安にします。

 

花芽が形成されるのが10〜11月ころなので、肥料は9月の終わりころまで与えるようにしましょう。

 

花芽形成時期と開花時期には肥料をあげる必要はありません。

 

また、肥料をあげた後で乾き過ぎると根を傷める原因になるので、この時期は水分不足にならないように十分な注意が必要です。

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